ゴブリンスレイヤーTRPGのサプリメント、公式に誤植報告をしておきました。
内容的には以下のような感じ。一部個人的解釈に基づいた訂正箇所があるので、最終的には公式のよる誤植訂正をお待ちください。
棍杖と投擲武器を戦士用武器と勘違いしたものが圧倒的に多いです。
p196 戦士の手 文中 0以上 → 1以上
p197 崩拳 使用可能武器 棍杖 から戦士を削除
p198 竜尾 使用可能武器 片手剣(戦士、「軽」であれば斥候も)、両手剣(戦士) に変更
p207 固め投げ 使用可能武器 「軽」の片手剣 を削除 格闘武器(武道家、斥候)、片手用の棍杖(武道家、斥候)
※「軽」の片手剣は戦士も使用できるため、武道家、斥候専用の武技としてはあまり相応しくない
p208 断頭台 使用可能武器 片手剣(戦士、「軽」であれば斥候も)
p209 野火 使用可能武器 片手剣(戦士、「軽」であれば斥候も)、 ※「、」も足らない
p211 盾打ち 消費/回数制限 消耗1点 を追加
p214 返しの太刀 使用可能武器 片手剣(戦士、「軽」であれば斥候も)、両手剣(戦士)、斧(戦士、「軽」であれば斥候も)
p214 毒蛇 使用可能武器 重の「用法:両手」の槍(戦士) もしくは 「用法:両手」の槍(戦士、「軽」であれば斥候も) のいずれか(「軽」の両手槍が存在するため)
p215 騎乗突撃 斥候が使えるのかどうか曖昧
戦士専用とするなら使用可能武器で槍は 重の槍(特に騎乗槍、戦士) という記述が必要
斥候でも可とするなら 「用法:両手」の槍(戦士、「軽」であれば斥候も)もしくは騎乗槍(戦士) という記述が必要
(※「用法:両手」の記述は必要かどうか判断は難しいが、他の武器から見るとその方が妥当)
p219 打狗棒法 使用可能武器 戦士を削除
p222 水月 使用可能武器 戦士を削除
p224 紅撃ち 使用可能武器 投擲武器から戦士を削除
p224 疾風撃ち 使用可能武器 投擲武器から戦士を削除
p225 紅蓮の嚆矢 使用可能武器 投擲武器から戦士を削除
p226 守りの矢 移動妨害判定には「戦士、武道家、斥候」のいずれかの・・・・→移動妨害判定には「戦士」の…
p235 小李飛刀 使用可能武器 投擲武器から戦士を削除
p236 戦女神の槍 使用可能武器 棍杖から戦士を削除
p236 電光石火 使用可能武器 斧の後に(戦士)を書き加える
p237 鳳龍 使用可能武器が不明瞭 対象を現状のままとするなら 斧(戦士、「軽」であれば斥候も)
p238 指弾神通 使用可能武器 投擲武器から戦士を削除
p240 鬼爪 使用可能武器 各武器の後にそれぞれ(戦士、斥候) を追加
おそらくですが、公式に報告しないと修正されずにスルーされてしまう可能性がありますのでお節介なことをしてます。他の場所でも誤植やルールの不備と思われる点があれば公式に直接報告してもよいと思いますし、自信がない場合はここに無記名でよいので書き込んでもらえればルールブックを確認の上、修正案や対案を提示してまとめて公式に報告しますのでご連絡ください。
なお、戦闘バランス(○○が強すぎるor弱すぎる等)に関しては原則関わらないのでご了承ください。
私も誤植およびルール上の矛盾点・不明瞭点が多いことは気になっていました。
返信削除武技、武器、呪文関連で気になっていたところをピックアップしましたので、同意していただける部分がございましたら、次回報告の際に合わせてお送りいただけますでしょうか?
### 誤植と思われるもの ###
p.212 冠撃
使用可能武器 棍杖 戦士を削除
p.225 迎え撃ち
「命中判定の達成値が、回避判定の達成値値(ママ)を…」とあるが、較べ合いは命中判定同士なので、「自分の命中判定の達成値が、相手の命中判定の達成値を…」の誤り
p.224 紅撃ち p.224 疾風撃ち p.225 紅蓮の嚆矢 p.235 小李飛刀 p.238 弾指神通
使用可能武器 投擲武器に武道家を追加
p.319 腎突剣 p.320 切削剣 p.320 双刃剣 p.324 手鉤
刺突(0) → 刺突(+1)の誤り 刺突は掛け算なので、0では無意味
### ルールが曖昧と思われるもの ###
p.209 野火 p.214 毒蛇 p.216 超信地旋回 p.236 電光石火
p.215の騎乗突撃と同様、軽の槍の場合に斥候が使えるのかどうか曖昧
p.216 槍投げ p.217 冠飛ばし p.236 戦女神の槍(遠隔攻撃の場合)
戦士がこれらの武技を使用して遠隔攻撃する場合、判定に戦士の職業レベルを加えられるかどうかが不明。
p.216 槍投げ および p.217 冠飛ばし
公式Q&Aで、両手と片手の両方で使える武器を投擲する際は片手で行うという指示があったが、これらの武技にもその解釈が適用されるかが曖昧。もし適用されるならば両手でしか使用できない大斧(両手命中-2)を投げるほうが、戦斧(両手命中0/片手命中-4)を投げるよりも有利になるため、これら武技は両手の修正値で投擲可能という例外が必要では?
p.220 剣指刀掌
剣指の扱いが曖昧。両手に何も持っていない場合でも剣指を使えば片手剣の武技を使えるという意味か、それとも片手剣を持っている場合のみ、逆手を剣指として使用できるのか?
p.221 地功拳
武技、痛打、呪文による「転倒する」効果を無視するとあるが、怪物の特殊能力による転倒は無視できるのか?
p.225 迎え撃ち
達成値の較べ合いに敗北した場合に防御失敗とみなすことは明示されているが、達成値の較べ合いに勝利した場合の防御について不明瞭。勝利した場合でも、相手が迎え撃ちのダメージで戦闘不能にならない限り、相手の攻撃は命中したとみなすのか?
p.296 使魔 p.300 使徒
使魔/使徒が死亡した場合の処理が不明
使魔/使徒は何らかの処理で復活する/再度与えられるのか?再度与えられないとしたら、消費された「呪文使用回数」は喪われたままなのか?
報告ありがとうございます。
返信削除ルールブックを確認の上、改めて公式に連絡したいと思います。
以下は個人的な考えですが、参考までに。
刺突(0)に関しては【猿の如く】と組み合わせれば無意味ではないと判明しました。
剣指刀掌については、両手が素手でも剣指によって片手剣を持った状態と扱う事が出来るという意味ではないかと思います。(多分説明不足です)
槍投げと冠飛ばに関しては公式の勘違いを前提としたデータになっているので、大幅に書き直しが必要な気がします。
これに関しては、本来の投擲ルールを無視して、戦士レベルを足せても良いですし、両手武器のデータを使えても良い気がします(武技の特殊ルールは基本的なルールより優先すると考えられるため)
地功兼はモンスターの特殊能力による転倒も防げてよいと思います
迎え撃ちについてですが、「4」点以上、上回った時はPCが迎え撃ちを受けた場合に「武器を落とした」という処理をされるところから想像するに、追加効果が得られなかった場合は相討ちに、「4」点以上、上回った場合は回避に成功する、みたいな処理ではいかがでしょうか。
この手のカウンター系の能力は大抵問題孕んでるんですよね…
使魔
プレイヤーフレンドリーに「次のシナリオ開始時点で補充される」くらいの処理で良いかと思います。
猿の如くで刺突も増加することは見落としていました。確かに誤植とは断言できませんね。
返信削除ルールが曖昧な部分に対する解釈もありがとうございます。参考になりました。