2023年6月23日金曜日

ストリートファイター6 その2

  体験版でいじっていたアバターがなかなかいい出来でしたので買ってしまいました。そして、ワールドツアーをクリア。ストーリー的にはまだ道半ば感のある終わりでしたし、初期エリアのメトロシティのマップは全体の半分くらい使用されていないので、いずれ有料DLCの大型アップデートで残りの部分が追加されるような感じもします。

 前回も書いてようにワールドツアーは初心者向けのRPG風チュートリアルなので格ゲーに慣れている人にはかったるいモノかもしれませんが、殆ど触ったことのない自分からすればゲーム中に(まだ操作方法などが説明されていない)専門用語がポンポンと出てくるので結構親切設計にはなっていますがまだまだ分かり辛い所もあるくらいでしたが楽しめました。

 操作アバターは小柄な女性にしたのですが、初期に師匠として選んだマリーザスタイルは中盤以降きつかったので後半はキャミィスタイルに変えました。ベースはキャミィであるものの、飛び道具をおぼえさせましたし、メイン技はスクリューパイルドライバーでしたが。

 基本的には作成したアバターと体格の近い師匠のスタイルでないと技が上手く繋がらなかったり、リーチが短すぎて技が相手に届かないという事があるようです。体が大きすぎると小柄な相手に立ちパンチが当たらない、リーチが長いほどヒットバックが大きくなるためコンボが繋がらないみたいなことも起きる様子。ワールドツアーのアバターは体格がそのまま当たり判定やリーチに影響するという割と豪快なバランスなので、自分の作ったアバターや自分の癖に合ったスタイル・技構成を手探りで考えなければいけないという面白い調整のゲームだと思います。


 自分はオンライン・オフラインともに対人戦などはする気がないので、ボチボチと残りのコンテンツも楽しむつもりです。



追記:中盤以降、急激に敵の攻撃力が上がったりHPが増えてタフになったりします。装備をしっかり強化しないと格ゲーの腕前だけでは厳しい感じです。(中盤で入手できるブランカちゃんの着ぐるみをフル改造するのが手っ取り早いですし、性能的にはこの装備一つでクリアは十分できます。外見は見た目装備を活用しましょう。)最終版は結構素人にはきつい戦闘がありますが、バトル中もアイテムが使用できるので、回復ドリンクがぶ飲み&攻撃力UPアイテムでドーピングしまくりでごり押しすれば格ゲーの腕前がそこまで無くてもクリアできると思います。

2023年6月18日日曜日

多様性における”正しさ”

  価値観が多様化した社会における「正義」は自分にとって都合の良い事で、「悪」は自分にとって都合の悪い事でしかないような感じがします。

 自分達の正しさを訴えるという行為は結局のところ多数派工作であり、従来の考え方における正しさの概念(多数派にとって都合の良い事=正しさ)から何一つ進歩していません。

 少数派が自分達の権利を獲得するためには、自分達の正しさを訴えるのではなく、自分達の権利を主張したうえで多数派との妥協点を模索する事ではないかな…と思う所です。

 根本的に、どこまで多様性に対応すればよいかという点自体が模索している時代だとは思いますが。

2023年6月9日金曜日

辛辣…

  一昔前の本ですが、嫁さんが図書館でメイドカフェの経営者の方がメイドさんになりたい人向けに書いた本を借りてきたので斜め読みしたのですが、流石に経営者視点で割とシビアなことが書いてあったのと、最後の方のコラムで(ある特定のタイプの)お客さんに対して辛辣な記述があったので苦笑いするしかありませんでした。その傾向のお客さんがこの本を読んだら怒ってしまいそうです。ちなみに一目で判るような典型的なオタクは(問題の無いという意味で)良いお客さんみたいです。

2023年6月2日金曜日

ストリートファイター6

  実の所殆ど対戦格闘ゲームでは遊ばない(ストリートファイターは全く触ったことがない)のですが、ちょっと興味がわいたので体験版を遊んでみました。

 なるほど、よく考えられてます。対戦格闘ゲームは長年の積み重ねでかなり複雑なゲームになっており、新規が入りづらい環境になっています。そこで、ワールドツアーという形でアバターを作ってストーリーを楽しみながら、登場人物の説明をしつつ、対戦格闘ゲームのチュートリアルを行うという形で、今まで遊んでいなかった人たちを取り込もうという試みです(大体20時間ほどだそうです)。対戦がメインのポケモンにも毎回しっかりストーリーが存在するというのと同じですね。いくら対戦がメインのゲームと言われてもあのソロのストーリーがそれを下支えしているという事でしょう。

 昔から趣味の世界は煮え詰まると新規参入が困難になって衰退してしまうので、新規参入をどうさせるかというのはどんな趣味でも課題になってしまいます。今回のストリートファイター6は新規参入をさせながらやり込んだ人でも楽しめるような仕掛けになっているようで、作ったアバターでオンライン対戦もできるようです。制作側としてもキャラクター作成のビッグデータが取れそうな感じで、なかなか考えられています。