2011年9月30日金曜日

TRPGとプロレス

 TRPGで極端なほどにルールに厳格な方がしばしば見られる気がする。
 ゲームだからルールには原則従うべきではあるが、杓子定規にルールを適用するのは、本当に楽しめるのか前から少し疑問に思っていた。
 コンベンションなどのように不特定多数で遊ぶことが多い昨今、ルールに甘いとトラブルが起きやすいという問題があるのも確かだが、かといってルールに厳格すぎるとプレイヤーもマスターもルールに従っている限り何やってもいいという発想に陥りやすい気がしてならない。
 
 TRPGはプロレスのようなものだとは、以前から言われているが全くもってそうだと思う。
 ヒールが 反則の凶器を持ち出してもレフェリーはすぐに止めないし、一方で有利さだけ追求したら覆面レスラーはいなくなってしまう。
 TRPGも同じだ。


 プレイヤーは正直ルールに従うしかない。でも、マスターは時にヒールになってもいい。マスクを被って凶器を振り回しても、プレイヤーは「卑怯物!」と笑って済ませるだけですむ。

 以前先輩から教えてもらった事は、最強コンボは発見したら使わない方が楽しいということだ。
(ガチの殴り合いしてもTRPGは楽しくないという事)

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