2011年9月16日金曜日

リタニィ・オヴ・ライチャスネス

2chで話題のUCで追加された、ゲームバランス変質呪文。効果は以下の通り。

系統 力術[善、言語依存]; 呪文レベル インクィジター3、パラディン2
発動時間 1即行アクション
構成要素 音声、動作、信仰
距離 近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
目標 クリーチャー1体
持続時間 1ラウンド
セーヴィング・スロー 不可; 呪文抵抗
 破門の連祷を呼び下ろし、術者は悪が善のクリーチャーの攻撃をより受けやすくする。目標が悪の場合、目標は(クラス特徴あるいは善の副種別のクリーチャーであることによる)善のオーラをもつクリーチャーによる攻撃から2倍のダメージを受ける。目標が悪の副種別も持つ場合;善のオーラをもつクリーチャーによる攻撃が命中したとき、1d4ラウンドの間目が眩んだ状態にもなる。この呪文は目標が悪でない(あるいは悪の副種別を持たない)クリーチャーの場合は何の効果もなく、呪文は無駄になる。
 この呪文の影響を受けている間、目標は名称に「リタニィ」という語を含む他の呪文の目標になることができない。


 実は最後の1文が鍵で、先に「リタニィ」という呪文の影響を受けていると無効化されるので、どう考えても毎ラウンド敵もリタニィ呪文をかけ続けると言う不毛な戦いになりそうな呪文だ。他にも「リタニィ」呪文はおかしいのがそろっている。
 勿論、他にも対策はいくつもある(※1)が、根本的に抵抗不可の攻撃補助呪文は問題が多い気がするのにさらにこれまた即効アクション。
 対策が立てやすい強力な呪文は、使用するのも当然、対策立てるのも当然という、お互い行動の潰しあいになるとてもつまらない状況に陥りやすいので勘弁して欲しい。

だいたい、持続が1ラウンドの呪文は《呪文持続時間延長》を使うと結構ヤバイので、とても弱い呪文以外は危険だと思うのだが。


※1言語依存の呪文なので、術者の言うことを理解できなかったり、術者の声が聞き取れなかったりした場合には失敗する。他にも 知力のない敵を出す、悪の敵を出さない、レッサー・グローブ・オヴ・インヴァルナラビリティ などの呪文で防ぐ、呪文失敗率が関係ない戦士系ならわざと聴覚喪失状態で戦うなど。
 大抵、マスターは言語依存呪文対策を立てることになるので、もともと言語依存の攻撃(補助)呪文主体のPCが泣けるようになるだけだと思う。

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