2019年10月12日土曜日

ゴブリンスレイヤーTRPG 言語に関する処理

 このシステムでは、というより四方世界の設定からしますと、種族ごとの言語の他に共通語があるとされています。冒険者は共通語を使ってコミュニケーションを取りますが、種族ごとの言語があるとの記述がありますので、冒険者やそれに準ずる人達(商人や領主など)以外の一般市民の場合、共通語が喋れない可能性は考えられます。特に地方部で旅人などが少ない特定の種族しか住んでいない場合にそういった状況が起こりえます。
 一党の種族が偏っている場合、辺境の依頼では集落で一般人と意思疎通が困難という可能性があるのです。

 PC達冒険者の場合、共通語+種族言語(ハーフの場合は能力値で選んだ方の種族の言語)が話せる言語となります。
 追加言語ルールが無いため、これ以上言語が増えることはありません。当然ながらゴブリン語のような怪物言語も増やすことが出来ません。しかし、現実には共通語さえ話すことが出来れば冒険者家業は困らないでしょう。
 只人ら祈りし者とコミュニケーションを取ろうとする知的生物であれば怪物でも共通語を喋るでしょうし、それ以外の怪物とのコミュニケーションを取るならば《通訳》《読心》《獣心》といった呪文で意思疎通する事ができますし、そもそも意思疎通の出来ない怪物は多くの場合単なる駆除対象でしかないので新たに言葉を覚える必要がないという事かとは思います。
 (例えば、現実世界でカラスはカラス同士鳴き声で意思疎通してますが、人間がカラスの会話を理解できる人は殆どいません。この世界にとって怪物(祈らぬ者)の言語はそれくらいの存在なのでしょう。)

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