2022年2月26日土曜日

イギリスナラ

  本日はイギリスナラの接ぎ木。ドングリの仲間は接ぎ木自体が難しいので、ネットで検索しても自分が生産した商品か、もう一軒別の生産者の商品しかなさそうな感じです。他の生産者の商品はあっても僅かでしょう。

 この仲間で昔から日本にあるオウゴンガシワとなると、さらに接ぎ木が難しいので多分もう作っている人はほぼいないと思います。(10年くらい前までは地元でも作っていた人がいるのである程度大きくなった木自体は存在しますが…)

2022年2月20日日曜日

Pokémon LEGENDS アルセウス その2

  とりあえずクリア+αまで。

 どうやら今作はダメージ計算式が大幅に変更されているらしく、攻撃・特攻のステータスの影響が小さくなっているようです。

 実際、防御・特防は両方高くないと逆を突かれてしまうためあまり意味が無いですし、さらに耐えるためにはHPも無いと意味がないという点で単体でも有用な攻撃・特攻・素早さに比べると価値が低くなってしまいます。攻撃と防御のパラメータを「同じ数値=同じ価値」に設定すると実践における価値は防御の方が低くなってしまうという問題を抱えてしまうのです。(この攻撃と防御の関係性の問題は他のRPGやTRPGでも言えます。)

 ポケモンはデータを他の作品に移行できる=基本的なステータスのデータは簡単に変えられないので、対戦要素がない今作で実験的とは思いますが大幅に計算式そのものを変更してきたような感じがします。

 あと、自分ではまだ調べていませんが2つのタイプの弱点が重なった場合に4倍ではなく約2.5倍になっているみたいです。過去作に比べても容易に様々なタイプの技が習得できるため、対戦要素がなくても4倍は致命的過ぎるかもしれません。


 今作はポケモンを捕まえる事に特化したゲームという事もあって、防御・耐久性重視のポケモンの出番が結構多くなると思います。複数のポケモンを相手している時に鈍足ポケモンだと自分の手番が全然回ってこないので素早さも馬鹿に出来ませんが…

2022年2月10日木曜日

ボダイジュ

 ボダイジュ(シナボダイジュ)Tilia miquelianaが数年ぶりに注文がありました。今回は何年か前に生産した畑に残っているものを出荷するだけなのですが、流石にここ数年全く売れなかったので生産していません、もうこういった特殊ものは基本受注生産です。

 ちなみに、接ぎ木が必要な特殊樹種だと受注生産といっても出荷できるのが4~5年後になります。

 シナボダイジュの場合種まきでも不可能ではないのですが、大量に蒔いても極稀にしか生えませんし、蒔いてから数年~10年ぐらいに渡って気紛れに生えるだけなので全く商売になりません。一応種もまいているのですが…


 近年は記念樹や御神木などの保存の依頼も時々来ます。大抵の樹種で接ぎ木は出来るので、樹種によっては数年単位の時間が必要ですが要望があれば仕事として引き受けています。

2022年2月7日月曜日

Pokémon LEGENDS アルセウス

  ダイヤモンド・パール以来久しぶりにポケモンで遊んでいます。

 オリジナルのポケモンシリーズ作が人気があった対戦要素に突き進んでしまっているため、本来のポケモンを集めるという要素に特化したゲームという感じで、ゲーム的にはソロのモンハンにも似たようなところがあります。

 従来のようなポケモンバトル中にボールを投げて捕まえる事も可能ですが、従来のポケモンに比べて物凄く野生のポケモンの攻撃が強烈で圧倒的格下のポケモン相手でも倒されてしまいますし、群がっているところで戦うとこちらは1匹しか操作できないのでタコ殴りされて瞬殺されます。ポケモンバトルによるゲットはあくまで手段の1つであって、基本的にはポケモンごとの生態を把握し、戦わずして地形や道具を駆使して捕まえるというゲームコンセプトのようです。当然の如く人間相手にもポケモンは攻撃してきますし、好戦的なポケモンの群れに不用意に突っ込むと群れで襲い掛かってきます。数回攻撃を食らうと人間もダウンしてしまいます。ちなみに高い所から落下してもダウンします。(デスペナルティもあります)

 色違いポケモンも存在しますが、従来の作品に比べると入手しやすいようになっているようです。しかし、親分ポケモンという通常より大型で攻撃的で捕まえにくい個体も存在し、その親分ポケモンにも色違いが存在するので、色違い親分ポケモンが従来の色違いポケモンの希少性に匹敵するというバランスのようです。

 まだクリアはしてませんが、多少作業的で面倒な要素もあるもののなかなか面白いゲームだと思います。

2022年2月1日火曜日

とある宗教学者の話

  新聞の記事でとある宗教学者の女性が「真女神転生Ⅴ」の属性(秩序/混沌)の話を書いていたのですが、その方が宗教学に興味を持ったのがメガテンだったそうです。

 メガテンの属性もそのルーツはD&Dでしょうし、D&Dのアライメントの概念自体が元々宗教学由来なので、属性という考え方が宗教学に辿りつくという事は自然かもしれません。実際自分もD&Dのアライメントに触れてから、それまでとはかなり考え方が変わったので、D&Dに出会えたことは有意義であったと思っています。

 話は戻りますが、前述の宗教学者の方曰く、「真女神転生Ⅴ」では単純な属性だけではなくそれぞれの登場人物が(属性とは別に)それぞれの価値感をもっている点が現代的だと書いていました。

 あくまで個人的な考えですが…ゲームではわかり易さというのが重視されるため属性という概念がしばしば用意されているのですが、火属性や水属性のようにゲーム的な意味でしかないものと違って、秩序や混沌のようにその内容がゲーム的な記号以外の意味合い(特に人間の感情に影響を及ぼす内容)を持つ概念はデータから除外したほうがトラブルを無くすという点で良いような感じがします。