2022年11月26日土曜日

2つの商品の違い

 D&D5eの初心者向け商品として、スターターセットとデラックス・プレイ・ボックスが同時に発売されるのですが、公式サイトを見ても写真だけなので違いが良く判りません(苦笑)

 調べてみると確かに付属品も違いますが、特に大きな違いはスターターセットは3レベルまででほぼ出来上がったキャラクターシート付きで、デラックス・プレイ・ボックスは6レベルまでで白紙のキャラクターシートで自分でキャラクターを作るようになっているようです。

 スターターセットは初めてTRPGに触れる人向け、デラックス・プレイ・ボックスはTRPGは遊んだことがあるがD&Dは初めてという人向けと言えます。

 もしPLに初心者が多い状況でデラックス・プレイ・ボックスを最初に手にされた場合は、DMがある程度データを書き込んだ半完成品のキャラクターシートを前もって用意してPLに渡す、というひと手間をかけたほうが良さそうです。


 なお、付属のダイスは1人分しかついていません。(デラックス・プレイ・ボックスは少し付属ダイスの数が多いみたい)

 しかし、100円ショップのセリアでTRPG用のダイスセットが税込み110円で買えるので、これをPLの人数分用意すると良いです。1人につきD20が2個あると尚良い。

昔D20が一個だけで200円くらいしたような記憶があるのですが、入手しやすくなったものです。

2022年11月25日金曜日

思ったほどじゃなかった

  少し前から思い出したかのようにちょこちょこやっていたロマサガ3。

 実はまだ戦ったことがなかったので勢いで真・破壊する者(四魔貴族の本体を倒さずに戦うラスボス形態)とフリーファイト(単に陣形の調整忘れて突っ込んだだけ)で戦っていたら普通に倒せてしまいました。余裕というほど余裕ではなかったですが。真サルーインや真ファイアブリンガーに比べると常識的な範囲の強さでした。どういうわけだか獣魔の翼も光の翼も発生しなかったのです…

 なお、真サルーインや真ファイアブリンガーはそれぞれバトルプランナーの方自身が言っておられますが、カンストは前提条件で装備や戦術をかっちり組まないと倒せないような調整がされています。

2022年11月24日木曜日

ルールの翻訳

 ルールの翻訳は結構難しいですねー。

  これが正解かどうかは判らないのですが、自分がルールブックを翻訳する時は書かれている文章を正確に翻訳するのではなく、ルールが正確に伝わる文章に翻訳するようにしていました。

 先日心配していた公式の読み物の文章の一文で言えば例えばこんな感じです。


 いくつかのモンスターは近接攻撃の呪文でチャンス攻撃を行うことができます。バンシー、リヒ、スペクターなどの特定のモンスターは、呪文によるものではない近接呪文攻撃を持っています。例えば、バンシーのコラプティング・タッチアクションは近接呪文攻撃ですが、それを行うために呪文は唱えることができません。したがって、バンシーはコラプティング・タッチによるチャンス攻撃を行うことができるのです。


 これは内容を簡単に言えば、

 一部のモンスターの能力は近接呪文攻撃を使うのに呪文を唱えているわけではないので機会攻撃に使用できますよ。

 という内容なので、

 (いくつかのモンスターは近接攻撃呪文で機会攻撃を行うことができます。)バンシー、リッチ、スペクターなどの特定のモンスターは、呪文によるものではない近接呪文攻撃を行うことが出来ます。例えば、バンシーのコラプティング・タッチアクションは近接呪文攻撃と扱いますが、それを行うために呪文を唱える必要がありません。したがって、バンシーはコラプティング・タッチによる機会攻撃を行うことができるのです。

 みたいな感じですかねー。本当は文章的にはかなり硬いですが、後で訂正が入った場合に修正しやすいようにするために出来るだけ原文に近づけるようにはしています。本当のことを言えば最初の( )で括った文章は多分必要ありません。

2022年11月21日月曜日

WotC、頑張ってる!

 ダンジョンズ&ドラゴンズ - YouTube

D&Dのプレゼンテーション動画が公式で公開されています。

少々セミナーのような語り口調の動画なのでちょっとムズムズしますが、初めて遊ぶ人向けに説明する動画としては大事な内容がしっかり説明されていると思います。


ちなみに、公式サイトでは読み物が追加されているのですが…

読み物 | ダンジョンズ&ドラゴンズ日本語版公式ホームページ (dnd-jp.com)

これは非常に微妙…というか機械翻訳をそのまま載せているみたいで、ルールの補足文であるのにかかわらず直訳的な日本語なのでルールを知っていないと理解不能だと思います。どうやら翻訳チームの人が監修していないようで、ルールブックの言葉との整合性も取れていなさそうなので手直し必須かと…


 直接上とは関係ない話ですが…ルールブックに関して、HJ製との整合性のためHJが出版したルールブックの再販本(基本3冊や初期のサプリメント)はフィートとメートルの併記だそうです。スターターセットなど新規商品はメートルの様ですので、今後の新規商品はメートルのみになるかと思われます。

2022年11月18日金曜日

排水管詰まり

  本宅の台所の排水管が詰まり大惨事に。記憶がある限り家を建ててから一度も掃除していなかったので仕方がないですね。家関係の修繕に対応してもらっているなじみの左官屋さんに来てもらって対処。

 偶然先日コロナに罹って暇だった時に別宅の方の水回りを掃除したらそちらも詰まる寸前で対処した所だったので、この際両方とも洗浄剤で掃除しました。

 基本的に油と洗剤が結合して固体になったものが詰まるみたいです。定期的に掃除しないといけませんが、頻繁に起きる事ではないので一度詰まるまでは気が付かないものです。

2022年11月17日木曜日

いつの間にかエラッタとQ&A改訂されてました

  久しぶりの話題ですが、ゴブリンスレイヤーTRPGが11月1日にエラッタとQ&Aが新しくなってました。

 一番大きな変更点はサプリメントQ&A19頁のところ。今までは【猿の如く】と〔戦士の手〕は同じ処理であったのが修正が入りました。例えば命中-2の武器種の+2の魔法の武器を持った場合、【猿の如く】では従来通り命中修正0で攻撃しますが、戦士の手ではー2のペナルティは〔戦士の手〕で打ち消して魔法の武器による命中+2のボーナスを得られるという処理になりました。ルール的には複雑になってしまいましたが、バランス的にはこの方が良いでしょう(【猿の如く】は高レベルでも役立ちますので現行でも問題なし)。


 ちょっとクスっとしてしまったのが基本のQ&Aの最初の分に追加された質問。…まぁルールの記述どおりに処理するのが絶対だと考えるとそう思ってしまうのかも。ゴブスレTRPGのルールには煩雑で少々実際のゲームには利用しづらい処理がある(例えば行軍ルールなど)ので、シナリオにおける重要度に合わせて重要でない判定を簡略化する必要があります。

 例えば、サバイバル要素を重視するなら簡単な雑魚戦は継戦カウンターを消費するだけで倒したとして片付けてしまう、といった処理です。

2022年11月16日水曜日

社会戦は諦めましたか…

  鈴吹さんの動画を見ていたら、N◎VAではPCが社会戦を使って楽しめる方法をついに諦めたと語っていました。社会戦は以前の版からRLサイドのシナリオソースとしては使えますが、PLサイドからは今ひとつ手応えがないというか爽快感がないシステムではあったので、諦めたというのも納得です。PLとして楽しいルールにするにはゲーム性がどうしても必要ですが、N◎VAの世界観だと圧倒的な強さを持つ国家や大企業相手にキャストという個人が社会戦をして(神業以外で)勝てるようなルールにはできないので仕方がなかったと思います。TNMで社会戦が基本ルールに無いのも同じ。

 ただし鈴吹さんも社会戦という概念そのものに否定はしていないようです。

 もし作るなら根本的に社会戦向きの世界観を用意しないといけないでしょうねぇ。PLサイドが国家や組織自体のシステムで他の国家や組織と戦うシステムなら社会戦をPLサイドがゲームとして楽しめるものが出てくるかもしれません。

2022年11月15日火曜日

慣れは怖い(苦笑)

  先日のD&Dのメートル法の話。

 ちょっと気が向いて5e用のとある文章を書いていたのですが、メートル法で書いていると非常に書きにくい(苦笑)。

 アイデアの出所の多くがどうしても旧版やPFの影響が強いという事もあって、まずフィートでイメージしてメートルに変換して書くという状態で、戦闘用データはやはり「何マス」という記述を補足したほうが良いですね…これ。

 まぁ実の所、HJさんの5eはフィートを採用しているのでフィートで書いても良いんですが…

2022年11月13日日曜日

電子レンジが壊れた

  ついに電子レンジが壊れました。

 母親の嫁入り道具なので46年ほど前の電子レンジが今まで現役でした。当時10万円ほどしたらしいので、今のお金で言えば30万円以上にもなるでしょう。

 たぶん修理できるんでしょうが、安全性も考慮して流石にこのレベルの電化製品の修理をする気は起きませんでした。

2022年11月10日木曜日

ロマサガ2

  昨晩、NHKの番組でロマサガ2が取り上げられていました。番組直前はロマサガ3で遊んでいたのですが…

 ロマサガ2は戦闘システムなどに粗はあるものの、ゲーム全体としては(ロマサガ3より)出来が良いとは思います。最大の理由はゲーム開始時点から最後まで目標がぶれない事。

 個人的にRPGでも漫画でも言えるのですが、主人公の当初の目的が最終的な障害を突破する事によって完全に達成され、(可能なら)最初の地点に戻ってくる、という話の流れが一番好みです。割と途中の話はどんな展開でも気にしないのですが、最初と最後が噛み合っていない作品はそれだけでがっかりしてしまいます。

2022年11月4日金曜日

D&D5eの単位のお話

  今度のWotCから再発売されるD&D5eの単位はやはりメートル・グラム法になってますね。

 従来のファンからするとちょっと…と抵抗感はあるかもしれないですが、日本はメートル法を普段使っているので新規には馴染みやすいですし、スクエア戦闘だと1スクエアが5ftだったのが1.5mになってしまうものの、そもそもスクエア戦闘自体が選択ルールという事を考えれば、現地の単位であるメートル法に変えて良かったのかも、と思います。

 ちなみにスクエア戦闘をするなら、戦闘中の用語はメートルではなく「何マス」という書き方をしたほうが多分解りやすいと思います。

2022年11月1日火曜日

農業の最新技術

  農業の世界でも技術革新は次々と起きていますが、農業の最大の問題点は生産物の価格が高くないという点。最新技術の多くは技術的には可能だが採算が合わないという事が結構あり、しかも加湿で紫外線の多い場所で生産を行うため、機械類やセンサーの劣化が想定以上に早いのが問題です。植物工場などを除けば、天候不順によって計画通り生産が出来ない事が起きる事によって返済が滞る事も。

 また、特殊な農業機械の場合は開発コストに対して売れる台数が少ないので開発費が回収できない(もしくはとんでもなく機械が高額になる)という事が良くあります。