2019年10月30日水曜日

ゴブリンスレイヤーTRPG ルールの処理について その10

 組み付きルールを書いて思ったのですが、基本的にゴブリンスレイヤーTRPGで戦う敵は討伐すべき怪物なので敵を殺すことなく無力化する必要があまり無く、また継戦カウンターの概念があるため時間をかけてゆっくり確実に敵を倒すという事がほぼ無いため、他のファンタジーTRPGではしばしばみられる戦闘オプションである「武器落とし」や「足払い」といった行動が痛打の追加効果にしかなくてもあまり困りません。

 ただ、どうしてもこういった行動を能動的に行うならば、やはりハウスルールを採用する必要があります。

 今回の「足払い」と「武器落とし」での命中判定は職業レベルは戦士か武道家レベルしか加えられない近接攻撃とします。
 両者とも【薙ぎ払い】【強打攻撃:殴or斬】【刺突攻撃】【拘束攻撃】【斬落攻撃】は組み合わせられません。

・足払い
 命中した相手にダメージを与える代わりに痛打表6の効果を与えます。この攻撃に対しては受け流しや盾受けが可能です。回避や盾受けに失敗した場合は転倒します。
 攻撃によって痛打表を振った場合、出目が6の場合は追加効果はありません。2倍のダメージを与える効果の場合は、2倍では無く等倍のダメージを与えます。
 片手持ちの武器での「足払い」は命中判定に-4のペナルティを受けます。
 転倒しにくい形状の怪物の場合は回避判定や盾受け判定に+4ボーナスを得ます。

・武器落とし
 命中した相手にダメージを与える代わりに痛打表3の効果を与えます。ただし、痛打表と異なり攻撃時にどの武器や盾を狙うか指定する必要があり、武器や盾を持たない相手には効果がありません。この攻撃に対しては受け流しや盾受けが可能です。回避や盾受けに失敗した場合は武器を弾き飛ばします。現在手に持っていない武器や盾も装備品であれば飛ばせます。
 攻撃によって痛打表を振った場合、出目が3の場合は追加効果はありません(2つ武器や盾が飛ぶことはありませんし、追加ダメージも与えません。)2倍のダメージを与える効果の場合は、2倍では無く等倍のダメージを与えます。
 片手持ちの武器での「武器落とし」は命中判定に-4のペナルティを受けます。
 「武器落とし」で弾き飛ばそうとして手に持っているものが両手で装備している武器の場合と大盾の場合は防御側の回避判定や盾受け判定に+4ボーナスを得ます。(手に持っていない場合は修正はありません。)
 

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