2011年10月28日金曜日

Pathfinder初心者プレイヤーガイド -特技編4-

今回は少し高度な戦闘特技を紹介。

《一撃離脱》
 移動→攻撃→移動を一連の動作で行い、その移動に対して目標から機会攻撃を受けないというもの。攻撃回数が1回になってしまうのと移動力が十分ないと生かしきれないため、複数回攻撃を目指す者や重装のキャラクターには向かない。
 主にローグなどで近接攻撃はするが前に立ちたくない場合や、バーバリアンやファイターで敵の間合いに飛び込むときに使用する。特に巨大で機会攻撃範囲が広い相手の懐に入って攻撃したい場合有効だろう。

《足止め》
 機会攻撃で攻撃する代わりに、戦技判定で敵をその場から移動できなくする特技。正直この戦技判定にはボーナス来ないので成功率は高くないが、ある程度のレベルになると機会攻撃1回では敵を倒せなくなるので、通常なら容易にスルーされてしまうところをダメージを与える代わりに移動を封じるという、いわば不可能を可能にする典型的な特技だ。

《踏み込み》
 アーマークラスにペナルティを受ける代わりに、1マス通常より離れたマスにも攻撃できるようになる特技。本来届かない所へ攻撃を行なうことが可能になり、5フィートステップでは全力攻撃できない場所へ全力攻撃ができるようになるという代物。結構使い勝手が良い。
 これも不可能を可能にする典型的な特技だろう。

《渾身の一打》
 ダメージを上げる特技だが、この特技は《強打》とは異なり、移動攻撃時にダメージを上げるというのが基本的な使い方だ。武器さえ大きければこの特技のダメージが上昇するため、巨大化すると効果が高い。能力値条件がなく、近接にも射撃にも攻城兵器にも使用できる特技なので、使い方次第では結構活躍する。《強打》と異なり命中は下がらない。
 総ダメージは複数回攻撃をしたほうが高くなるが、この特技は1回のダメージを上昇させる特技なので移動攻撃でなくとも、高いダメージ減少を突破したり、武器破壊や構造物破壊の際には非常に有効だ。また、移動アクションで移動以外のなんらかの行動を行なうことができる場合も使い勝手がよいだろう。
 なお、チャージや《一撃離脱》や《薙ぎ払い》とは組み合わせることができないので注意が必要だ。
 この特技をさらに使いこなすならさらに上級の特技が2段階あるので、それを取っていくと良いだろう。

《大旋風》
 近接攻撃可能範囲内の全ての敵に1回ずつ近接攻撃できるという「夢」の特技。前提特技数が多く、必要能力値もあって条件が厳しく、ファイター以外が修得するのは困難なわりにさほど使い勝手は良くない。原因は、この特技を修得する頃には術者が範囲攻撃できるようになるうえ、近接攻撃1回では敵が倒せない状況になっているためだろう。また、マスターが雑魚を山ほど用意しないと使いどころが無いというのも。
 パーティ全員にそこそこの脅威を与えることができる為、GMが使うなら結構使い勝手が良かったりする。
 攻撃範囲を広げる《踏み込み》と相性が良い。また、先日書いたようにUCのあの特技と組み合わせるとおかしな状況になる※。

次は術者向けの特技を紹介予定。

※マスター側なら先日の異様な状況を無理なく表現できることが判ったが、効果があまりにも外道過ぎるのでゲーム的には使えないだろう…

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