2011年10月13日木曜日

Pathfinder初心者プレイヤーガイド -技能編1-

http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/43.html

 このシステムの技能は結構種類が多いわりに、それほど割り振るポイントが多くないので、どの技能を取るかはなかなか迷うところがある。

 技能ポイントはレベルごとに「クラスの基本値+【知力】修正」となっている。クラスの基本値が2の場合、【知力】修正が-2以下だと0になってしまうが、最低1ポイントはもらえるため【知力】修正が-1でも-2でも結果的に変わらないのでクラスによっては下げられるだけ下げてしまっても問題はない。もっとも頭が悪いキャラクターを演じてもいいなら、だが。
 また、適性クラスの場合、レベルごとにhpか技能ポイントかをいずれか1点ボーナスがもらえるが、もともと技能ポイントが少ないキャラクターは技能ポイントを選んだ方がいいだろう。逆に、もともクラスでもらえる技能ポイントが多いローグやバード、あるいは【知力】修正の高いウィザードはhpを選んでも良い。
 人間の場合、レベルごとに1ポイント余分に技能ポイントがあるので、もともと技能ポイントが少ないクラスならとてもありがたい。
 【知力】修正が低くても、適性クラスや人間のボーナスはもらえるので、例えば【知力】7の人間のパラディンでも1レベル当たり3点は確保できることになる。

 技能はそれぞれ最大キャラクターレベルまで割り振れる。例えば3レベルなら3ランクまでだ。また、クラス技能の場合、1ランクでも割り振れば+3のボーナスがあるので、クラス技能を選んだ方が良いだろう。
 マルチクラスの場合、選んだクラスのクラス技能が全てクラス技能として扱うというルールがあるため、技能に関してはやや有利。ただ、ハーフエルフを除けば、いずれかのクラスは必ず適性クラスではなくなるので注意が必要。

技能の中には1ランクでも割り振っていないと判定すらできない専門的な技能もある。こういった技能のなかには〈装置無力化〉など、冒険に必須な技能もあるので注意しよう。

 このシステムでは、戦闘以外の判定を簡略化するため、出目10や出目20という宣言ができる場合がある。
 出目10は落ち着いた環境で無難にこなす場合に宣言できる。戦闘中はできないが、とりあえず基準値が高ければ失敗が無いので、可能なら出目10で判定は済ませてしまっても良い。可能かどうかはマスターに聞く事。
 出目20は20回分の判定をしたものとして処理する判定。時間も充分あってリスクも無いような行動にしか使用できない。これもマスターに可能かどうか聞くべき。

 このシステムでは技能判定でファンブルというのが原則存在しない。〈装置無力化〉や〈魔法装置使用〉など一部の技能では存在するが、そういった技能でもd20で1を振っても成功する判定は必ず成功するルールとなっている。逆に20を振っても難易度(DC)に達しなければ成功しないことも忘れてはいけない。

 では、実際キャラクターを作成する場合、どんな技能を選べばよいかだ。

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