2011年10月23日日曜日

Pathfinder初心者プレイヤーガイド -特技編1-

 特技はこのシステムにおいて、呪文と並ぶ花形の能力である。
 特技には効果はそれほどでもないが、常時効果があるものと、使用条件が限られるが非常に強力なものとがいり混じっている。
 判定やダメージなどに+xのボーナスを与えるという能力は比較的安定的だが、逆に言えばボーナスが付くだけとも考えられる。使用できる場面が限定的でも、普段できないことを可能にする能力は逆転できる可能性を秘めている。実際にキャラクターを作成する際には、使いやすいものと限定的だが不可能を可能にするものをバランスよく修得した方がよいだろう。

 特技の修得数は基本的には奇数レベルに1つずつである。人間やハーフエルフのように種族能力として特技を得る場合もあるし、ファイターやモンクのようにレベルの上昇で特技を修得する場合もある。ただし、クラスで獲得できる特技はなんらかの選択制限がある場合が多い。キャンペーンの場合、どのレベルでどの特技を選ぶかをある程度計画した方が良いだろう。
 また、いくつかの特技は前提条件というのが存在する。前提条件には能力値、クラス能力、他の特技、技能ランク、レベル(クラス・術者・キャラクターの各種)を条件とするものがある。
 条件を満たす場合に魔法のアイテムで条件を満たしても良いのだが、なんらかの理由でそのアイテムが能力を失うと条件を満たせなくなった特技も使用できなくなるので、できれば自力で条件を満たせるようにすべきだろう。一番ネックとなるのは高い能力値(15以上)を必要とする特技だ。これらはキャラクター作成時から計画的に能力値を上昇させていかないと条件を満たせないはずだ。
 
 さて、特技が多すぎて迷ってしまう人のために、実際に比較的低いレベル(6レベルまで)で修得でき、単純に判定やダメージに常時ボーナスが付くという効果で無いものをいくつかピックアップしてみたい。

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