2019年6月5日水曜日

高レベル帯での敵の数

ルールブック上では標準的に敵の遭遇回数は2~3回(モブ戦1~2回、ボス戦1回)を推奨されています。元々成長に時間のかかるシステムなので、短めのシナリオを回数回すというが妥当というところでしょう。

敵を出す目安としては
モブ戦ではPCの冒険者レベルと同じ敵がPCの人数と同じ~2倍のモブ
ボス戦ではPCの冒険者レベル+2のボス1~2体とPCの冒険者レベルと同じかそれより低い敵がPCの人数と同じ~2倍のモブ
とされていますが、この目安は冒険者レベルが3位までの目安かなという感じです。




高レベル帯の場合、システム的にもっと弱くて沢山のモブを登場させる戦闘を1度でよいので入れた方が良いかなと思います。
基本的な敵は上記の基準を元に計算しますが、
数量的には
冒険者レベル-1  ×1.5
冒険者レベル-2  ×2
冒険者レベル-3  ×3
冒険者レベル-4  ×4
冒険者レベル-5  ×5
冒険者レベル-6  ×6
冒険者レベル-7  ×7
冒険者レベル-8  ×8
冒険者レベル-9  ×9

 という感じです。はっきり言ってイカレた物量戦になります。
 例えば7レベル冒険者4人であれば、1レベルのゴブリンやゴブリンアーチャーだけ出すモブ戦なら24体(~48体)という感じです。
当然、7レベル冒険者に対してゴブリンの攻撃はほぼ通りません。
しかし、必ず回避判定をさせられるので大失敗はあり得ます。
その後どうなるかはお判りでしょう。

ほら、ゴブリンスレイヤーさんがしていたような行動をあなたも取りたくなるでしょう。

 まぁ半分は冗談だとしても、【薙ぎ払い】【速射】【二刀流】のような大きなペナルティを受けて1ラウンドで複数の雑魚を蹴散らせる技能が用意されているわけですから、こういった技の見せ場を用意するのもGMの役割かなとも思います。

 なお、実践では単純に1レベルを大量に出すのでは面白みがないので、先ほどの7レベル冒険者4人相手の場合、全モブの構成を例えば7レベル×2体、3レベル×4体、1レベル×6体といった数にします。

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