2011年8月28日日曜日

Pathfinder初心者プレイヤーガイド -クラス編(バーバリアン)-

http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/115.html

バーバリアン
 バーバリアンはノーガードの斬り込み隊長というところか。ファイターと同じ純粋な戦士系だが、ファイターが技術で戦うならバーバリアンは力任せで戦う戦士だ。
 このクラスの主な能力は激怒と激怒パワー。持続時間は長くないが、一時的に圧倒的な破壊力を得る。一方で、もともと特別高くないアーマークラスが下がるので、敵の攻撃は受けて耐えるというスタンスとなる。移動力が高いので、敵陣に乗り込んで一気に防衛ラインを突破するのが主な役割といえる。
 欠点も明確だ。hpは高いが前衛の割りにアーマークラスが低いので被ダメージが多く、また激怒時間には限界があるので、持久戦には向かない。短期決戦で勝負を決したい。

能力値
最重要:【筋力】
重要:【敏捷力】【耐久力】
 基本的に必要な能力はファイターと同じだ。
 野蛮人のイメージが強く、【知力】は低くしがちだが、クラス技能が優秀なので下げすぎない方がいい。ファイターは2+【知力】修正(最低1)なので7でも8でも1レベル当たり技能ポイントは1点だが、バーバリアンは4+【知力】修正(最低1)なので、8だと3点、7だと2点になってしまう。

クラス能力
 6レベルまでで得られるのは高速移動、激怒、激怒パワー、直感回避、直感回避強化、罠感知と色々ある。
 高速移動は基本移動力を+10フィートするもの。事実上+2マスと広い場所で戦う時に役立つ。
 激怒はこのクラスの主要な能力だ。一時的とはいえ【筋力】【耐久力】に+4と破格のボーナスがあるし、このボーナスは他呪文などとも被らないので非常に強い。代わりにアーマークラスは-2されるのでダメージには注意。激怒パワーは激怒中にさらに特殊な力を得るものだ。追加で攻撃をしたり、ダメージを上げる以外にも様々な能力が選択して得られる。
 直感回避、直感回避強化は不可視の敵に対して立ちすくまなくなったり、挟撃されなくなる能力だ。また、罠感知は罠にかかりにくくなる能力だが、これはおまけ程度だろう。罠が解除できなかった時に突っ込んで強引に罠を発動させて受け止めるくらいしか使い道はない。
 全体に不測の事態に対してはファイターに比べて有利と見ていい。

技能
 野蛮人なので無能そうに見えて実は優秀だ。ファイターと違い、〈知覚〉〈軽業〉がクラス技能なのがうれしい。とくに〈軽業〉は段差を飛び越えたり、足場の悪いところでバランスを取ったりといっただけでなく、攻撃をかいくぐって敵陣に突入する時にも使えるので有用だ。鎧のペナルティを受けるので活用したいならいずれ鎧をペナルティの小さいミスラル製に買い換えたいところだ。

特技
 《強打》だけは必要だ。《武器熟練》は有効だが、武器1種を固定することになるのと、ファイターの《武器開眼》のようにそれを前提とする必ず欲しい特技があるわけではないので必須とは言い切れない。
 得られる特技がそれほど多くないので悩むところだが、ローグが仲間にいるなら挟撃の相方として自分が敵陣に乗り込むため、《回避》《強行突破》もいいだろうし、《イニシアティブ強化》で敵が動く前に突入するのもいい。優れた機動力を生かせる特技が有効だろう。

装備他
 高い【筋力】を生かすため、両手武器がお勧め。ファイターやパラディンが仲間にいない場合は壁も任される場合があるのでそのときは片手武器+盾だが、どちらかというと壁役は不向きである。
 射撃武器も一応持っていた方がいいが、敵が空を飛んで近接武器が届かないといった状況でないとあまり使うことはないだろう。下手なことをするぐらいだったら、高い移動力で近づいてぶん殴った方が早い。
 鎧は中装鎧まで着られるので、取り合えずはアーマークラスのために中装鎧を着たほうが無難だが、防御を捨てて移動力を生かす軽装鎧で戦う方法もある。いずれはミスラル製ブレストプレートを買うのを目指すといい。

まとめ
 どちらかというと立ち止まって殴りあうよりは、機動力を生かして、敵本陣に乗り込んで術者などの中・後衛を潰すといった運用法が向いている。壁役はファイターやパラディンに任せたほうが無難だ。ただし、無謀にも単身突っ込んでタコ殴りされないように立ち位置は注意しよう。
 激怒は切れると反動もあるので、的確に使いこなすことが活躍の鍵となるだろう。

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