2011年8月18日木曜日

絶対

自然を相手に商売をしていると、「絶対」という言葉の信憑性の無さを感じる。
自分も思わず使ってしまうのだが、「絶対」=100%という確率はありえないのだ。
昔遊戯王の漫画でダイスが割れて出目がない、よって判定は失敗だ、というネタがあったのだが自然を相手にするとはまさにありえないような不測の事態がしばしば起きるものだ。
結局、不測の事態の起きる確立を減らす努力をすることと、もし起きたときに被害を最小限に抑える対策を打っておくぐらいのことしかできない。

絶対という言葉が正しければ、おそらく地球に生命は誕生していないし、人間もいなかっただろう。
人間の誕生は多分計算上ではありえないような誤差の範囲の確率の偶然の賜物としか思えない。

しかし、福島原発は絶対にありえないような確率で起きた事故かもしれない(実際のところ自分では分からない)が、事故が起きた時のリスクを考えると原発大丈夫か?とつくづく思うものだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿