2011年8月26日金曜日

青バラ

別にゲームの話ではない。
一時期宣伝していたサントリーの青いバラを5歳の息子に見せたら紫だといった。
いやぁ、確かに紫だ。正直あれで青というのは無理がある。
従来から青バラといわれていた品種はあるが、それらは2種類の赤色色素と黄色色素を微妙なバランスで混ぜ合わせてつくった紫色で、一方サントリーの青いバラは本当に青色色素があるのでプロの目から見るとまるで別物なのだが、一般の人からみたら大して変わらない紫なのだ。
判りやすく言えばインクジェットプリンタでシアン・イエロー・マゼンタを合わせて黒を作るのと、黒インクの違いみたいなものだ。多少色は違うがどちらも黒には違いない。

まだまだ、スカイブルーのバラはできていないが、青色色素があるとないとでは今後の品種改良ではまるで話が別だ。早ければ10年もすれば画期的な色のバラが出てくるだろう。
売れるかどうかは別として。

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