2020年7月14日火曜日

坊主めくりTRPG

 そういえば判定が坊主めくりなTRPGは無いな…と思ったので。

 準備
 判定に使用するもの:百人一首1組
 読み札から蝉丸と紫式部の札を抜き、2枚を混ぜて2つの山として伏せます。
 残りの98枚を混ぜて2つに分け(同じ枚数でなくても良い)、先程の伏せた2枚の上にそれぞれ置いて2つの山を作ります。

 判定方法
 判定する際には2つの山から2枚を上から引きます。2枚同じ山からでも別々に山から1枚ずつ引いても良いです。
 坊主が1枚でも出たら失敗です。通常の札が2枚出たら成功です。姫の札が出た場合はもう片方が坊主でない限り大成功とします。
 蝉丸の札を引いたらその時点でシナリオは終了です。(強制的にバッドエンドの展開となります。)
 GMは判定を行いません。NPCの能動的な行動は常に成功、受動的な行動は常に失敗と処理します。
 
 英雄点
 いわゆるヒーローポイントです。
 取り札を裏向きにして混ぜ、1人5枚ずつ配ります。
 配った札は表向きにします。
 判定で出た読み札と一致する取り札を捨てると、判定に使用した読み札を1枚または2枚を捨てて引き直すことができます。
 一致しない取り札を2枚捨てた場合でも、判定に使用した読み札を1枚引き直すことができます。
 引き直した読み札が気に入らない場合は取り札を消費すれば何度でも引き直すことが出来ます。札を捨てる毎に何らかの演出をしてください。
 ゲーム中に対象となるPCに対して演出をすることで取り札を1枚渡すか、1枚交換する事ができます。
 取り札を見て読み札が判るようになると、より効果的に使用できると思います
 ただし、ゲーム中に使える札は99枚だけですので、使えば使うほどゲームで判定できる上限回数は減るので注意。
 蝉丸の札は引き直すことが出来ずに直ちにバッドエンドとなります。

 世界観は平安時代で遊べると良いのですが、なかなか世界観をつかむのが難しいと思いますので、現代ものでも良いかと思います。
 ちなみに戦闘のルールがないので、判定に成功すれば敵を倒せたことにしてよいです。
 そもそも全員で行える判定の回数が限られているので重要なポイントを絞って判定すように努めます。

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