2019年3月27日水曜日

この素晴らしい世界に祝福を!TRPG

 最近の和製システムどんな感じかなぁなんて久しぶりにシステムを購入してました。遊ぶ予定はないですが。
 アリアンロッド2eがベースらしいのですが、自分はここ15年ほど和製システムに縁がなく、アリアンロッド自体を全く遊んでなかったです。キャラクターシトーと見てなんとなくS=F系だなと思ったらアリアンロッド自体が菊たけさんだから当たり前でした。

 たぶんこのルールブック「だけ」を読んで???となると思うのは、クラスの選択だと思われます。
 明らかに説明は不足してますが、文章からして初期キャラは5つのクラス(冒険者、戦士、プリースト、ウィザード、盗賊)からしか選べないようです。(上級職を除く)それ以外の技能が3つしかないクラスは中間職みたいなもので、成長時にクラスチェンジで技能を習得するために一時的になるだけのクラスの様子。これらの職にも初期HPやMPが設定されていますが、最初から高レベルで遊ぶのでなければ選ぶべきではないです。
中間職からは上級職にクラスチェンジできないので、実際のキャンペーンでは、

基本職→(中間職→基本職)→上級職

といった形で転職しろという事だと思います。

 まぁ、自分は原作読んでないのですが、ライトノベルから入ってTRPGを始めるには十二分なデータ量だと思います。ファンタジーものが初めての人だと、まだこれでもデータ多いくらいなのじゃないかな。
 マジックアイテムの概念も無く、近年のデータゲームからすればデータも少ないので既にTRPGの熟練者(特にアリアンロッドを遊んできた人)には物足らないとは思いますが、初めての人と一緒に遊ぶためにデータを削って遊ぶには丁度いいと思います。

 バランス程は今一つ解りませんが、結構死にやすそうな感じなのと、バランス無視(強いとは言ってない)のチートスキルのおかげでギリギリで緻密な戦闘で遊ぶデータゲームというよりは初期のS=F時代のようにノリで遊ぶようなシステムだと思います。


補足:ガチのシステムとノリのシステムの違いは、東京マラソンでオリンピック候補を目指すのとコスプレして完走を目指すくらいの違いです。ノリ重視の場合、GMは普段の8割~9割ほどの強さの敵を用意して、普段の2割増しのインパクトのある個性(変な性格、変態的な癖など)の敵を用意すると良いと思います。

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