2019年3月25日月曜日

時代は巡る

 とあるTRPGの熟練者の方の2人の呟きからなるほどと思った件。

 昔のシステムは世界観的に民族紛争、宗教戦争、差別、政治的・思想的対立といった社会風刺的な内容を結構含んでいるので、今の若い人たちからすると重苦しいとかキチガイじみていると思われかねないようです。自分たちが学生時代に遊んだ頃ですと重厚な世界観とお手軽な世界観が入り混じっていた時代ではありますが、どちらかと言えばライトファンタジーは軽視されていたような感じがします。しかし、今のTRPGの流れはライトノベルなどを軸としたお手軽な方が受けているような気がします。

 近いサブカルチャーである特撮や漫画も元々は社会風刺を空想の世界で描いたものから単純な娯楽に変化していったことから見ても、TRPGが生まれてから時間が経ったため社会風刺的な重いストーリーからお手軽な勧善懲悪ものやギャグコメディ的なものへ移行していったのは必然なのかもしれません。

 残念ながら自分は軽い話のシナリオを作るのが得意ではない(結果的にギャグになる事はありますが、最初からギャグを狙ったシナリオが書けない)ので、流行に合ってないなぁと苦笑するばかりです。

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