2019年3月7日木曜日

今更ながらログホライズンTRPGのルールを読んで頭を抱える その2

  システム的な問題点と言ってしまっては言い過ぎかもしれませんが、このシステムに頭を抱えるすべての原因は、先日書いた「試行錯誤して未知なるものから新たな発見をする、無から有を作り出すのが楽しい人間」の存在を排除してしまっている点でしょうか。
 もちろん、嗜好の合う人だけで遊べばたしかに満足しやすいとは思うのですが、最大の問題点は無から有を作り出すのが好きな人でないと新しいシナリオやゲームアイデアが生まれにくいのにルールブック上でそういった考えの人を否定してしまっていることです。
 文章的な言い回しの問題だけだとは思うのですが、ルールブック上であの言われ方したら気に入らない人は当然いるでしょう。色々と経験に基づいたゲームデザインやマスタリングなども書いてあって同意できる点も多々ありますが、少々考え方が偏っていてゲームの幅を狭めてしまっているのが勿体ないかなとは思います。

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