2012年3月22日木曜日

ついでなので話しの続き

昨日の話しの続き。
 五葉松には結構品種があって、昔の品種は盆栽の銘が品種名になっていたりする。我が家にも“百万石”という品種の50年くらい経つ盆栽があるが、その原木は徳川家光の娘が前田家へ嫁いだ時の嫁入り道具だったそうで※、それ故“百万石”という名前がついており、すでに400年近く経つ代物だが今もなお東京に現存するらしい。
 木の性質からして四国系の品種で、どうも広島の方の藩から参勤交代の際の献上品として徳川家に献上たもののようだ。
 結構優秀な品種ではあるのだが、いかんせん由緒ありすぎて常にお蔵入りされ、あまり人目にもふれず、繁殖もされていないために知名度が低すぎるのが難点だったりする。

※ネットで調べたら秀吉が利家に贈ったものと記述があったのですが、はっきりしません。

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