2021年9月20日月曜日

5人集合

  ようやく5人揃いましたね。正直、7話までで恋と学校関係の問題かなり広げてどう決着させるつもりなのか心配でしたが、大方収拾付けた感じですね。(多少力押しを感じるところもありましたが…)


 少し話は変わりますが、先日嫁さんとダイの大冒険を観ていた際に、話の引きの部分で『あれ?このタイミングで終わるのか。』と思っていたら、嫁さんが「今のアニメらしい切り方だね」と言っていたのでなるほど、と。当然ダイの大冒険は全て内容を知っているので、次の展開も判るのですが…要はピンチで終わらない切り方という事です。

 「この先はどうなるのだろう?」という引きでしかもピンチのような下がり基調で終わると視聴者の不安や不満が1週間続くことになりますし、そのネガティブな感情をSNSで吐き続ける事になるのは作品にとって損になるのかもしれません。以前は次を観てもらうための引きとしてアリだったのでしょうが、今はその引きはあまり向かないのかも。アニメを観ている時間より、次の話までの間の時間の方が圧倒的に長いですからね。

 そういうことを考えると全話を通じての山あり谷ありのバランスを考えた連続型のストーリーより、実質一話完結の展開の方が我慢が出来ない今の時代に合っているかもしれません。かといってそればかりだと単調でマンネリ化しやすいで難しいところですが…


 そういえばこれ、実はTRPGのキャンペーンする時と同じだったりしますね。キャンペーンという形で1つの大きな流れで山や谷や見せ場を作るのですが、1回1回のシナリオはそれはそれで山があり谷がありそれぞれのPCに見せ場を与えるように作ります。キャンペーン全体としての出来も必要ですが、1回ごとの満足感も必要ですからね。

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