2022年9月16日金曜日

便利になった弊害かも

 情報と流通の発達で欲しいものが入手しやすくなった代わりに今後は欲しくても買えないものが増えていく時代だと思います。

 ここしばらくは従来型の経営方針がなお残っていたため、利益が上がらない商品があっても利益率が良い商品も一緒に買ってくれるから非効率な商品も作られていたかもしれませんが、欲しいものだけを安い所を選んで買える時代になった結果、利益率の良い商品だけを作る会社が生まれ、利益の上がらない商品を作る会社は潰れるか利益の上がらない商品の生産を止めるしかなくなってしまい、結果的に需要があっても生産されない事態が生まれるようになってきていると思います。

 そういった商品は需要があっても消費者が想定している価格では生産できないのが原因なので、その商品のごとのコストに見合った価格を消費者が受け入れない限り存在できませんし、ものによっては転売ヤーの格好の標的にされてしまいます。

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