2020年6月5日金曜日

TRPGのゴールデンルール

 TRPGにおけるゴールデンルールを調べると「『GMの決定は全てに優先する』という大原則」という文句が出てくるのですが、本来のゴールデンルールと意味合いが違っていると感じるのはなぜでしょう?

 ゴールデンルールは本来ルールというよりはモラルに則った処理です。ルール自体が元々モラルに則って定められていますので、もしルールにない処理でもモラルに則った行動をすればPLは納得してくれる、これがゴールデンルールだと思います。
 つまりルールをどう処理するかという前にそもそもGMはモラルのある行動を求められるのが前提条件ですが、それが出来ていないから「意味合いが違う」という感覚になってしまうのです。


 実際に大学時代にサークル活動をしている際に、GMをする人はある程度限られていたのにもかかわらずGMをしたいと手を上げても何故かPLが集まらない人がいました。残念ですがPLが集まらないのはシステムの問題以前に普段の行いに問題があったからだろうと思います。
 モラルが欠如した人がGMをすればゲーム中何かとトラブルが起きますし、基本的に問題が起きたらGMに従う原則なのにそのGMが身勝手な行動をすればPLは楽しいはずもありません。

 GMに最も必要な事は「この人なら有意義な時間にしてくれる」とPL達に信頼される事です。

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