2018年11月6日火曜日

TRPGで放課後恋愛クラブ(キャラクター作成&判定)

 いまだにキャラクター作成ルールと判定法がないので一応ルールとして作っておこうかと思います。
 根本的に恋愛をするのに能力値も技能も必要ありませんがそれではゲームになりませんので。
 元が放課後怪奇くらぶなのでさらにそれを簡単にしたようなシステムにしてみます。

能力値と技能
 能力値は【心】【技】【体】【富】の4つです。【心】は精神力や経験などを、【技】は手先の器用さ、【体】は体の丈夫さや運動能力を表します。最後の【富】は現実的ですが、金銭的な能力を持っているかどうかを表します。
 能力値は42点を5~15の範囲で4つに割り振ります。(ダイスを振って決めるならそれぞれ2D6+3で、1つの能力値だけ振った後で+2します。その場合も上限は15です。)
 技能は3つ決定します。例えば《サッカー》《挫けない心》《動物の世話》といった感じでOKです。一応、ロールプレイングゲームですので自分自身がイメージできないような技能は選ばない方が良いです。自分が想像できない技能は使いようがありません。
 技能とはいっても実際に経験を積んで得た技能だけでなく天性の才能や特徴のようなものでも構いません。

技能判定
 技能判定はD20を使って判定します。D20の出目≦能力値+技能修正なら成功となります。
 技能修正は技能と行動が一致している場合は+4、多少関連性がある場合は+2、元々汎用性の高い技能は+2となります。例えば《サッカー》技能ならサッカーの場合は+4、走る事なら+2になりますが、水泳なら修正なしです。もしこれが《スポーツ》ならどのスポーツでも+2となります。
 技能が使用できるかどうかはGMが判断します。直接的に関係なさそうでもPLが良いアイデアを出してきたのならば+2の技能修正を与えてください。複数の技能が影響ありそうな場合は修正が高い技能を使用します。(下記のネガティブ技能は例外)
 適当な技能が無い場合は能力値だけで判定を行います。
 使用する能力値は一番判定に適した能力値をGMが選びます。実際にサッカーをするなら【体】ですが、サッカー道具の手入れやグランドの整備をするなら【技】ですし、サッカーのルールの知識に関してであれば【心】、サッカーの観戦チケットを手に入れようとするなら【富】で判定します。迷う場合は関係ありそうなものの中で一番高い能力値を使用します。

偶然成功と偶然失敗
 技能判定(能力値判定)で1が出た場合、自分の能力に関係なく偶然成功します。20が出た場合は自分の能力に関係なく不幸にも偶然失敗します。
 偶然成功も偶然失敗も自分の能力には関係ない外的要因によるものなので、その判定の成否が恋愛に影響するのかは状況とプレイヤーの対応次第です。

ネガティブ技能(選択ルール)
 プレイヤーが望むならネガティブ技能を1つだけキャラクターに付けても良いです。その場合は代わりに新たな別の技能を1つ獲得します。ネガティブ技能は頭に▲を書き加えます。例えば《▲カエル恐怖症》《▲方向音痴》《▲カナヅチ》といった具合です。極端に行動を制限される技能は一般的に遊びにくくなるので持たせない方が無難です。
 ネガティブ技能は発生状況が限定的な場合は-4、頻繁に発生するのであれば-2の技能修正となります(-4か-2かはあらかじめGMが決めておくと良いでしょう)。技能とネガティブ技能の両方影響がある場合ネガティブ技能を優先します。(従って技能を内包してしまうようなネガティブ技能は獲得できません)
 例えば《スポーツ》と《▲カナヅチ》を持っているなら基本的に陸上スポーツなら+2修正ですが、水泳だけは-4となります。

 なお、NPCキャラクターも同様の作成方法で作りますが、NPCキャラ作成ルールでの属性に明らかに反するような技能は習得できません。

TRPGで放課後恋愛(エッセンシャル版)
TRPGで放課後恋愛クラブ(NPCキャラ作成ルール)

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