2018年10月25日木曜日

TRPGで放課後恋愛クラブ(NPCキャラ作成ルール)

昔に書いたTRPGで放課後恋愛(エッセンシャル版)に突然思いつきで追加ルールを。
もともといわゆる好感度ルールしか作ってないシステムですが、今回はNPCを作成するためのルールを追加しようと思います。

 作成にはどこにでもありそうなのでトランプを使用します。
 トランプの数字(A~K)の13種にそれぞれ異なる自分の好みの属性を設定します。「妹」だとか「眼鏡」とか「お嬢様」とかそういうのです。
 属性は時代によって流行り廃りがありますし、そもそも各人好みが割れるのでこちらでは設定しません。押し付けて興味のないキャラが完成しても意味がないからです。 
 属性を割り当てたらカードを3枚(キャンペーンなら5枚)引きます。そのうち1枚(キャンペーンでは2枚)だけを表にして確認します。
 表の1枚がペルソナ、裏の2枚(キャンペーンでは3枚)がシャドウとなります。シャドウのカードはGMだけが確認します。その3枚(5枚)のカードからイメージしてGMがキャラクターを設定します。

 ペルソナは外見的に誰でもすぐにわかる属性です。一方シャドウはそのキャラクターが隠している属性です。コンプレックスを感じているとか、普段は見せないようにしているとか、そもそも本人が気が付いていないとかいった属性になります。
 従って、ペルソナとシャドウでは同じ属性でも全く意味合いが違います。例えば「眼鏡」属性でもペルソナなら「普段から眼鏡をかけている」になりますし、シャドウなら「目が悪いが普段はコンタクトで何らかの理由の時だけ眼鏡をかける」といったキャラクターになります。
 トランプですから複数枚同じ数字のカードが出る場合もあります。その場合はその属性はより強いものとなります。ペルソナとシャドウの両方に同じ属性が出た場合はペルソナとして扱いますが何か特殊な設定があっても良いでしょう。
 例えば先ほどの「眼鏡」でも「実は伊達眼鏡」という設定にするといった感じです。
 相反する属性をもっている場合はなかなか複雑なキャラクターになります。ペルソナとシャドウで相反しているなら〇〇のように見えるが実は△△だった、というような設定になりますし、両方ともペルソナもしくは両方ともシャドウの場合は矛盾した属性を抱えることになるのでどうにも設定が無理ならを引き直しても良いでしょう。

 基本的にはキャラ作成作業は確実に好みのキャラクターが作れるようプレイヤー毎に各自1~2人行います。
 あるいは(プレイヤーが4人以下なら)プレイヤー毎にスートを割り当てて13種類ずつ自由に設定してもらった後、シャッフルして決めるというのもありです。こうすると必ずしも各プレイヤーの好みのキャラクターになるとは言えませんが個性のあるキャラクターになるでしょう。
 GMに余力があればPLの2倍以上の人数のNPCを用意した上でプレイヤーが興味を示したNPCだけを重点的に展開させるといった手法を用いると良いでしょう。

NPCキャラ作成ルールは以上です。

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