もしドラの原作者、岩崎夏海氏自身はいまひとつ好きになれないが、昨日のテレビ番組で語っていた持論には賛同する。
娯楽の情報は多ければ多いほどいいようにも思えるが、情報が多すぎると想像力が貧困になってかえってつまらなくなるというようなことだった。コンシューマゲームの売れ行きが落ちているのも、それが一因ではないかと。
たしかに、今のゲームはグラフィックも音楽も素晴らしいが、肝心なゲームのそのものは今ひとつだったりするし、グラフィックと音楽とストーリーだけを読ませるようなものなら別にゲームでなくとも映画で十分な気がする。かといって昔のようなドット絵に戻ったモノで満足する人はいないのも現実。難しい問題だ。
想像力とは少しずれるものの、ゲームでも売れると続編やサプリメントや拡張ルールを頻発巣する傾向にあるが、実は基本だけが一番楽しめるということは多々ある。
同レベルの面白さのゲームだったら、より覚えることが少ないゲームの方が優れている。覚えることが少なければ少ないほど多くの人が理解し、楽しめ、結果的に有意義なものになるのではなかろうか。
(個人的にはドイツゲームの優秀なゲームの洗練具合は凄いと思う。まさに引き算の美学という感じだ。一方、アメリカゲームは足し算のゲームが多い。バランス取るためにルールを増やしたら結果的に凄いデータ量になってしまった、という感じがカードゲームなどでもよく思う。)
いつも拝見させていただいてます。
返信削除なるほどと膝を打つ内容でしたが、それと同時に
>同レベルの面白さのゲームだったら、より覚えることが少ないゲームの方が優れている。覚えることが少なければ少ないほど多くの人が理解し、楽しめ、結果的に有意義なものになるのではなかろうか。
の一文を読んで、だからPathfinderが仲間内になかなか受け入れられないんだなぁと苦笑いしてしまいました(苦笑)。
Pathfinderを遊ぶときはいつも一苦労です(^^;
>ほまれさん
返信削除いつもたいした事無い戯言に付き合っていただきありがとうございます。
Pathfinderは自分も大好きですが、自分も遊び仲間でも声かけても人が集まらなかったりします。30過ぎて皆新しいことを覚えるのが面倒になってきている(しかも以前に比べTRPG熱が冷めている)ということもあるでしょうがね。
PFは基本ルールだけでも覚えるべきことが多すぎるというのは、自分も感じています(苦笑)