2019年7月4日木曜日

ゴブリンスレイヤーTRPG入門者ガイド 7 (鎧)

 鎧は3つに分類され、武道家は「衣鎧」のみ、戦士・神官・竜司祭は「衣鎧」「軽鎧」「重鎧」、それ以外は「衣鎧」「軽鎧」となっています。
 神官・竜司祭は「重鎧」を着てもペナルティがないだけで回避はできないので、あくまで戦士と兼業が出来るというだけだと考えれば良いです。武道家は「衣鎧」しか着られないので、武道家と兼業した場合は鎧が「衣鎧」しかないと考えれば良いでしょう。

▼衣鎧
 武道家が着る鎧は事実上選択肢が綿鎧しかありません。
 高位の神官や竜司祭なら司教服も選択肢になります。
 隠密性を考慮するなら布鎧もあるのですが移動力が下がるので、元々足が遅いならとりあえず鎧を着ないという選択肢もあり得ます。

▼軽鎧
 もっとも使用頻度が高いのですが、選択肢も多いです。
 野伏レベルを持つなら、狩人の外套は有力な選択肢となります。ただし、野伏自体は回避能力が無いので、戦士か斥候で回避を行う必要があります。 隠密性重視の場合は野伏の外套が有力な候補に挙がります。
 資金が出来れば胸鎧や下着鎧も選択肢となりえます。
 下着鎧はネタアイテムのように思えますが、結構実用的です。女性専用という訳ではなく男性用だと闘奴のような格好になると思えばよいです。

▼重鎧
 事実上、戦士専用の防具です。全般に高価なので初期キャラでは出自で多額の資金を入手していないと着ることはできません。
 回避が下がるので、モブはともかくボスの攻撃を避けるのは困難になります。その割に装甲値はそれほど上がりません。ただし、特定属性の攻撃に耐性がつくメリットもあります。
 体力持久が低いと移動力がかなり落ちる上、消耗しやすいという問題もあります。移動時は馬に乗るなどして足並みを揃える必要も出てきます。特に鉱人・蜥蜴人は足が遅いので重戦士をしたい場合は最大限移動力に割り振る必要があります。
 利点に比べなにかと欠点が目立ちますが、高レベル帯で【荷重行動】などの技能を取得して防御特化する前提でのバランスだと考えられます。低レベルで出自による資金でガチガチに着込むというのは無くはないですが、中レベル帯以上では中途半端に重鎧を着るくらいなら軽鎧で避けながら戦った方が無難です。
 重鎧を着る場合は大型の盾を持って、ボスを支援しているモブを【挑発】して支援効果を剥がしたり、仲間のカバーに徹するというのがスタンダードでしょう。



 実際の所、データの問題というだけで見た目は(GMの許可を得れば)無理のない範囲で自由に決めていいのではないかと思います。いわゆる「○○相当」というGM判断です。
 鎖帷子を着てメイド服だと言っても良いですが、データ上は鎖帷子そのものであり、ジャラジャラ音はするという事です。

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