2017年8月30日水曜日

昔は良かった

何となくネットを覗いていたら昔(20年以上前)に遊んだゲームの話題に遭遇しました。
「昔は良かった」なんてゲームの話題ですると懐古か老害だと言われかねませんが、そう感じてしまうことはよくある事だと思います。
根本的にゲームに対する「良い」という感情はゲーム自体の出来の良さとは一致しません。
「良い」という感情は主観的で相対的なものですが、ゲーム自体の出来は客観的で絶対的なものだからです。

個人的には

ゲームの満足度 = 自分とそのゲームの相性 × それ以前のゲームからの進化割合 × ゲーム自体の出来 / その時代の技術レベル

で表せると思います。
ゲーム自体の出来が満足度に関係ないとは言いませんが、それ以外の要因が大きすぎるのです。

技術レベルは上がれば上がるほどユーザーを満足させるのは難しくなると思います。これは主観的幸福度の考えと同じです。技術レベルが上がってもそれに見合った製品だと開発コストと利益が合わなくなってユーザーの満足したものを作るのは困難になってしまいます。
新しいアイデアの商品は大手メーカーが作るのは冒険でありかなり困難な状況です。開発コストが安く、失敗して倒産しても影響の小さい中小メーカーのヒット商品の二番煎じ三番煎じを大手が追従するという形になるのも仕方がないことでしょう。

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