デジタルコンテンツを中心に、フリーミアムのビジネスモデルを用いた商品がとても増えています。
しかし、この無料を利用した商売に消費者としてはかなり注意が必要です。
基本無料の商品でどうやって利益を上げるかはネットを調べればすぐ出てきますが、無料で利用してもらった内の2~5%の人に有料の付加価値商品を購入してもらうことで成り立つとされています。つまり95%の人は本当に何も支払わないわけです。この最大5%という数字がよくできています。
様々な商品の普及率の7%を超えると爆発的にヒットして一気に普及すると言われていますから、有料ユーザーが7%を超えるならそもそも基本無料でばら撒く必要すらなくなります。もしくはソシャゲのように有料ユーザーと無料ユーザーの格差を利用した商売は有料比率が高くなりすぎると有料である優位性が失われてかえって商売が成立しなくなります。
したがってフリーミアムのビジネスモデルでは5%になるよう調整していると思われます。
フリーミアムのビジネスモデルでは体験版や試用版ではなく、7割満足させるような状態の製品を無料で提供しています。したがって7割で満足するような「足るを知る」意識を身につけることで余分なお金をつぎ込む必要がなくなるのです。しかし、「足るを知る」を身に着けるのは容易な事ではありません。
そこでもう一つの方法として全く違う趣味を3つ持つのです。3つ同時に進めるとどれも中途半端にしかできません。しかし、1つに集中した場合の7割もできれば大体満足できます。(ちなみに2つですと8割で満足します。)7割で満足できるなら、フリーミアムのビジネスモデルでは7割を提供してくれるわけですから、その趣味にかかる最低限のコストを除けば無料部分だけで満足することができることになります。
なお、「全く違う趣味」でなければいけません。似たような趣味だと幾つ掛け持ちしても意味がないと思われます。
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