2020年10月20日火曜日

鬼滅の…

  娘が録画の鬼滅の刃を見ているのを朝ご飯作りながらちらっと見ていたのですが、非常に定番のシナリオ構成…特に敵に設定の仕方がTRPGでよくやる手法だなと思って、すぐそっちの方面の考え方をしてしまうなと苦笑。


 敵は敵なりの信念を持っている(しかしなにか歪んでいる)、同情はするが受け入れられない存在という敵は結構自分もシナリオで多用します。こういった敵は物語が作りやすいですし、かといって絶対にPCが倒してくれる存在です。同情して苦しみながら倒すも良し、目的のために冷酷に切り捨てるもよし、それはPLの考え方に任せます。

 同情する背景に加えて歪んだ信念を持った敵、というだけですと何とか改心させようというPLも出てきてしまうのですが、その歪んだ信念によって手を出してはいけない力を得させる(鬼や悪魔や禁忌の術法のように)と、倒さなければならない敵にすることが出来ます。

 ただ世界征服をしようとする魔王…では面白くないのですよね。ではその魔王はなぜ魔王になったのか、なぜ世界を征服しようとしているのか、そんなところを設定しておくと元々ただの強いだけの敵だった存在でも魅力あるNPCにすることができます。

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