2020年10月10日土曜日

ボスの顔見せ

  TRPGで顔見せのために出したボスが逃げられずに倒される、というのはキャンペーンをしたGMなら結構な確率でやらかす現象です。自分もGMに慣れていない時代にキャンペーンのために用意したラスボス(かそれに準ずる存在)がキャンペーンを始める前の単発シナリオで倒されるという失敗をしたことがあります。

 ボスを顔見せで登場させる方法としてはいくつか考えられます。

①影武者

②ホログラムや映像で顔見せ(本体は離れた場所にいる)

③ボス自体は出さずに側近に語らせる

④仲間のNPCや依頼者が実はボス

⑤倒されても気にしない


 ⑤はもし倒されずに逃げられたらそれをボスに、逃げ切れなかったら真のボスは別に用意するという事です。PLというのはGMの都合を破壊するのは何かと楽しいらしく(というかGMの都合なんてPLには関係ない話なので)、最初からGMの都合は破壊されるものと割り切って別のルートを考えておくというのは失敗のない方法です。特にキャンペーンであればGM自身の予定なんて考えなくていいのです。今のシナリオ終わってから次のシナリオ考えるだけなので。単発の場合はそれでは困るので、最初からルートを2つ用意しておきます。(この場合、ボスとして出す場合と途中で戦う場合で同じ敵でも2つのデータを用意したほうが良いかもしれません。)

 ちなみに④はあまり乱用するとPLたちに不信感を与えるので、単発では多用しないほうが良いです(キャンペーンだと結構使ったりしますが…)。

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