2020年4月7日火曜日

抽象戦闘における効果範囲の扱い

 スクエア戦闘が当たり前で(※)D&D5eを遊んでいる人がゴブスレのような抽象戦闘でライン攻撃を意味不明だと言っている方がおられますが、抽象戦闘でのライン攻撃はTRPGの原点であるクラシックD&Dの時代から普通にあるんですよね…

 抽象戦闘でのライン攻撃はダンジョンの通路といった特別列で並んでいないオープンの場所では対象2体と処理するのが妥当かと思います。
 ライン攻撃は通常コーン型の射程や円型の直径より射程が長い事が多く、効果範囲は狭いがコーン型や円型より離れている2体に同時に攻撃できるという形でバランスが取られるている事が多いです。

 スクエア戦闘と抽象戦闘はそれぞれ長所と短所がありますので、どちらが優れているとは言えません。ゴブリンスレイヤーTRPGの戦闘はゲーム全体のリソース管理の一部しかないので、手早く処理できる抽象戦闘を用いているのは妥当だと思います。
 当然、抽象戦闘は曖昧な場面でGMの判断に委ねられる要素も多いのでPLが納得できるよう判断力を養う必要があります。

※補足:5eはスクエア戦闘は必須ではないですが、日本ではスクエアを使った戦闘をしている人が多いそうです。

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