2022年10月24日月曜日

JASRACと著作権料の話

 一応決着がついたみたいですね。話からすると先生が生徒さんに手本を見せる場合は著作権が発生するようなので、受講料から一定額著作権が徴収される形は残りそうな感じです。

 レッスン時の先生の見本演奏は受講者からお金を取って曲を聞かせている事になるので著作権が発生すると考えても確かに問題ないのですが…(先生が曲を部分的に弾いた場合はどうなるかは良く判らないです)、譜面を買う時点で著作権が既に発生しているのでレッスン中に関しては権利は主張しても現実には譜面代に含めた形にしてしまったほうが良いと思うんですがね、個人的には。

 この手の権利の主張、特に一般消費者に直接かかわるものだと金の亡者だと嫌われるところなので程々の所で手を打ったほうが良いと思います。以前も書いたのですが、この手の権利は払った人が得をするものでないと上手く機能しません。一般的に消費者は払った事によって得をしたとは感じないので、払わされているという感覚がない状態にしないと不満が出てしまいます。

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