2019年2月16日土曜日

今更ながらログホライズンTRPGのルールを読んで頭を抱える

 かなり前に買ったまま一通り読んで本棚に片づけたルールブックをふと手に取ってやる当てもないのにシナリオを作ろうとして頭を抱えてしまいました。
 とりあえずサンプルのシナリオを読んでも今一つしっくりこず、まったく筆が進まない。
 公式サイトを初めてチェックしていくつかシナリオなどを読んでようやくこのしっくりこない理由が理解できました。
 
 普段自分がシナリオを作る際、
GM:状況説明する

PL:状況に応じて考えて行動を宣言する

GM:判定法や判定に使用する技能などをPLに伝える

PL:判定して達成値や判定の成否をGMに伝える

GM:判定結果をPLに示す
といった工程を行ってます。

ところがこのシステムの場合、
GM:状況を説明してそこで行える行動と判定する判定基準値と目標値
さらにはその行動結果を示す

PL:判定して結果をGMに示す
となっています。

 簡素で良いように見えますが、これだとPLが状況に対してどんな行動を行うか考える必要が無く、単に最も確率が高い、あるいは効率の良いかの最適化作業を行っているだけになってしまう気がします。(どうしても時間のかかるオンラインセッションの時短の為なのかもしれませんが)
 確かに最適化作業は日本人好みだとは思いますが、個人的には状況に応じてPLがどう考えるか、どう行動するか、時にはGMが想定した範囲を超えたプレイをしてもらった方がGMをしていて楽しいのでシナリオで用意された想定の範囲内の作業を淡々とこなすのは味気なく感じてしまいます。(もちろん想定の範囲外とはいってもGMとPLの間には信頼関係があるいから成り立つのですが)
 最近はシナリオを作る人とGMをする人が違う事が多いみたいなのでアドリブを利かせたプレイスタイルは難しいのかもしれません。

 という訳で自分がマスタリングするなら公式で示されたようなシナリオスタイルを無視して、昔ながらのスタイルで行こうと思ったのでした。

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