2018年7月19日木曜日

妥当だと感じる価格について

「消費者が妥当だと感じる価格」というのが色々と問題を抱えている気がします。
自分で生産や販売に携わった人でもなければ生産コストも市場価格も判りませんので、実際に流通している価格から妥当かどうかを経験的に得るしかありません。
ところが基本無料サービスや消耗品商法が広まると妥当と感じる価格が急速に低下してしまいます。
こういった売り方は悪く言えばその業界が今まで積み重ねてきた「そのものに対する価値感」を切り売りしているとも言えます。

自分の感覚だと趣味や嗜好品の場合、一度下がってしまった「妥当な価格」は客の大半が入れ変わるまでまず戻ることがありません。時には10年20年といった長い期間が必要となるかと思います。

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