2013年5月7日火曜日

小欲知足とTRPG

 先日の「5つの欲求をTRPGに当てはめてみる」の一部を訂正。
 「全て高いレベルで出来るならそれに越したことは無いが」と言うのは誤りであった。
 そもそも趣味であるから欲求を満たすためにやっているのではあるが、正直欲求は満たされそうになるとばあらたな欲求を求めるだけであり、永久に欲求を満たすことはできない。

 TRPG的に言えば、1レベルから2レベルに上がっても、いきなり10レベルに上がってもレベルが上がったと言う欲求はほとんど同じだけしか満たされない。むしろレベル上昇にはゲーム的に上限があり、駆け足のレベル上昇はゲーム自体のもつリソースを無駄使いしてしまっただけである。
 これはサプリメントの導入でも同じことが言える。いきなり沢山のサプリメントを導入しても、美味しそうなところだけをつまみ食いするだけで十分に使いこなすことなくゲームリソースを無駄使いしてしまう。元々遊ぶ機会が少ないならそういう無駄使いな遊び方も仕方が無いが、遊ぶ機会が多いならはっきりいってもったいない。
 以前からルールは少ない方が良いとか、ある程度遊んで満足してからサプリメントを導入した方が良いといっているのはこういうわけである。

 昔書いたPFの初心者プレイヤーガイドを見ていただいている方が今でもいるようではあるが、実のところ読んでもかならずしも強いキャラクターが作れるように書いてあるわけではない。少なくともゲーム中に足手まといにならないだけのキャラクターの作り方さえ知ればそれ以上はアドバイスの必要はない。後は各自考えた方が満足できると思っている。 

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