2021年1月28日木曜日

剣と魔法のファンタジーはアニメと相性が悪い

 前々から感じていたのですが、どうも剣と魔法のファンタジーはアニメと相性が悪い気がしてなりません。

 剣と魔法のファンタジーは世界観がリアルとかけ離れている為、世界観の説明を十分にしないと視聴者がその世界観を楽しむことが出来ません。さもなければありきたりのゲーム世界のようなありがちな世界観か、世界観の説明に時間を取られて物語が淡白なものどちらかになってしまいます。

 怪物一つとっても、剣と魔法のファンタジーのゲームの場合はゴブリンがいて、スライムがいて、ドラゴンがいて…という世界観でも良いのですが、アニメのような作品となると鬼滅の刃の「鬼」や進撃の巨人の「巨人」のように一つの怪物を焦点に当てて深掘りしないと物語が薄味なものになってしまいます。(逆にゲームで特定の種族に絞ったら同一種族としてもかなり変化をつけないとすぐに飽きてしまう可能性が出てきます。)

 小説の場合はキャラクターのセリフ以外に状況描写や世界観の解説といった部分にページをとれるので問題は少なく、漫画は文字の羅列をせずに自然に漫画内で世界観を説明するには時間がかかると思います。

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