「対象:すべて」の呪文は効果範囲内であってもダメージを与えたくない人や物体にはダメージを与えないというルールがあるため、通常は選択した敵にだけダメージを与えることが出来ます。
対象から外すには視界内にいて外す目標を認知している必要があります。
そのため、効果範囲内にいても透明なキャラクターや視界から外れているキャラクターは対象から外すことが出来ないためダメージを受けてしまいます。
しかし、視界内にいる目標を外すことが出来るという事は視界外を外すという事は可能かと思います。もっとも、「視界外のこの部分は外すがこの部分は外さない」というような複雑な処理は困難なので、「効果範囲内の視界外は範囲からすべて外す」「効果範囲内の視界外は範囲に入れる」のいずれかを選択するというのがゲーム的に現実的な処理になるでしょう。
また、視界外を外す/外さないという処理は、視界を遮っているものを呪文の対象とするか否かで判断します。つまり、箱を対象とすれば箱の中身も対象に、箱を対象から外せば箱の中身も対象外になるとするのです。(したがって、指定の仕方によっては上記の「効果範囲内の視界外は範囲からすべて外す」「効果範囲内の視界外は範囲に入れる」のいずれかを選択するという事から外れる場合もあります。)
ちなみに、「効果範囲内の視界外は範囲からすべて外す」を選択しても視界内にいる透明なキャラクターは対象になってしまいます。
どうしても曖昧なところはGM判断とするしかないでしょう。
元々、対象から外せるという非常に便利なルールになっているのは敵以外へのダメージによる処理の煩雑さを減らすためなのに、それが原因で余計に処理が複雑になってしまうというのは本末転倒です。
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