2011年12月9日金曜日

PFで謎解きシナリオ

アライメントの関係で、PF(D&Dを含む)では謎解きシナリオが1レベルから無理だとも言われることがある。
 よく言われる原因が呪文やクラス能力のディティクトイービルで犯人が見破られてしまうということなんだが、実際はそうとも限らない。
 そもそも犯人が悪属性とも限らないし、犯人が悪だとしてもそれ以外に悪がいないということもない。町や村にもよるが悪属性が1割位はいても普通だし、3割くらいまでだったら組織は成り立つだろう。
 悪=犯罪者というのは短絡的過ぎる。確かに私利私欲のために行動する者なので、善よりは疑わしいに違いないが、いつも悪事を働いているわけで無い。むしろここ一番で裏切るというのが優秀(?)な悪だと思う。
 基本的には勧善懲悪のゲームで、悪を退治するシナリオのほうが判り易いので、単発やコンベンションでは悪を敵にしたほうが無難ではあるが、キャンペーンだったら目的は同じでも手段が異なるためにPC達と対立してしまった善や自分の信念を貫くためにPC達を排除しようとする中立の敵を用意するのも面白いだろう。やりすぎるとPLがうんざりするので注意は必要だが。

ちなみに、重要NPC(特に犯人)は序盤にPC達と会わせない方が失敗が少ない。シナリオ崩壊の危機が起き易いので。(PFのようにルール重視のシステムだと重要人物を上手く逃がしきれないことがよくある。演出重視のシステムのようにルールを無視するのはスマートではないし。)

 初心者プレイヤーガイド暫らく止まっているが、次はアライメントに関して少し解説してみたいと思っている。

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