2020年6月8日月曜日

ゴブリンスレイヤーTRPG 《抗魔》の処理について

…あれ、これ原文のままじゃ拙いですね。

 《抗魔》の呪文を呪文の妨害に使用する場合、主行動を使わないと書いてあるのですが、1ラウンドに使用できる回数制限も1つの呪文に使用できる回数も書いてありません。
 また、呪文相殺は他のシステムでも良くありますが、相殺合戦(呪文を妨害するための《抗魔》を《抗魔》で妨害する)になってゲーム的に非常に不毛な争いなのであまり良い事とは言えません。
 強力なのは問題ないのですが、特定の呪文が必須(しかもPC全体で複数)となるようではゲーム的に支障があります。

そこで、以下のようなルールを加えてはどうでしょうか。

 呪文妨害のための《抗魔》は1ラウンドに1度しか使用できません。
 呪文妨害のための《抗魔》を《抗魔》で妨害することは出来ません。


 「瞬間行動」「即時アクション」という形でこういった行為は1ラウンドに1度しか行えないのが一般的(もちろん例外はあります)ですが、そういったアクションがこのシステムは設定されていませんので、何らかの制限をかけないといけません。

 ちなみに、「PCを行動不能にする」「PCを操る」と並んで「PCの切り札(この場合呪文)を相殺する」のはPLの不満が溜まりやすい劇薬的なアクションなのでGMが使う時は注意が必要です。

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