今回は以前書いたアイデアをまとめたものです。
ルールブックの記載の通りにシナリオ作成で怪物を配置すると、少々物足らない状態になるので、少しアレンジできるような要素を付け加えてみましょう。
今回はゴブリン退治シナリオ用のアレンジデータですが、他の怪物でも一部を除き応用はできます。
初期キャラですと装備が十分でないので2レベル以上向けシナリオ推奨です。
用意したボスに1d6を振って、以下のアレンジを行います。
⑦以降は高レベル向けの追加アレンジです。
殴り武器だけが不遇に見えますが、これでバランスはとれていると思います。
①双子
用意したボスを2体に増やします。巧みな連携攻撃をしてきます。
・「連携攻撃」/「群れ」のようにレベル制限を無視して「連携攻撃」を持つ他者を支援することができる。統率者の制限数には含まれる。
(ちなみにこの連携攻撃を行うより普通に2体がそれぞれ攻撃したほうが脅威だと思います。)
②鎧化
金属鎧を着させます。
・装甲値+4
・移動力-4
・「斬耐性」/斬属性のダメージは装甲値を引いた後で半分にする。
③骸骨
アンデッド化(骸骨化)させます。
・種別をアンデッドに変更
・「完全耐性(毒、病気、精神)」/毒、病気、精神属性のダメージや効果を一切受けない。
・「魔法視覚」/視覚に関する不利な影響を受けない。
・「刺耐性」/刺属性のダメージは装甲値を引いた後で半分にする。
④巨漢
厚い脂肪を持ちます。
・装甲値-4(最低0)
・「スタミナ」/生命力の2倍までの負傷を耐えることができる。
・「殴耐性」/殴属性のダメージは装甲値を引いた後で半分にする。
⑤孤高の戦士
お供を引き連れていない代わりに非常に優秀です。
・知能一段階ランクアップ
・モブなし、統率能力なし
・「根性」/生命力の3倍までの負傷を耐えることができる。(PLが3人の場合は2.5倍、5人の場合は4倍、6人の場合は5倍とする)
・「殴耐性」/殴属性のダメージは装甲値を引いた後で半分にする。
・「痛打耐性」/祈念による大成功では痛打を受けない。
⑥支配者
知能が高く、たくさんの部下を従えています。呪文に対しても高い耐性能力を持ちます。
・知能一段階ランクアップ
・モブを通常の2倍従える(多すぎる場合は2ラウンド目以降の増援とするほうが良い)
・統率者数+2
・「呪文耐性能力」/呪文の出目が怪物レベル以下の場合一切の影響を無効化できる。呪文が大成功した場合はこの出目を+5したものと扱う。
⑦重装甲
非常に重い鎧を身にまとっています。
・移動力-4
・装甲値+8
・回避値-2
・「斬耐性」/斬属性のダメージは装甲値を引いた後で半分にする。
・「刺耐性」/刺属性のダメージは装甲値を引いた後で半分にする。
⑧非実体
アンデッド(幽霊化)します。
・種別をアンデッドに変更
・「完全耐性(毒、病気、精神)」/毒、病気、精神属性のダメージや効果を一切受けない。
・「魔法視覚」/視覚に関する不利な影響を受けない。
・「浮遊移動」/転倒しない。
・「霊体の身体」/魔法攻撃でなければダメージを受けない。
・「凍れる手」/通常の物理攻撃手段を持たない。この怪物による攻撃はダメージを与える代わりに攻撃が命中すると1d3の消耗を与える。消耗量は命中値により効力値が15~19で+1、20~24で+2、25~29で+3、30~39で+4、40以上で+5上昇する。
ダメージでないので盾受け値は無効(盾受け大成功によって完全に攻撃を無効化できれば消耗も受けない)。
・「凍れる手」/通常の物理攻撃手段を持たない。この怪物による攻撃はダメージを与える代わりに攻撃が命中すると1d3の消耗を与える。消耗量は命中値により効力値が15~19で+1、20~24で+2、25~29で+3、30~39で+4、40以上で+5上昇する。
ダメージでないので盾受け値は無効(盾受け大成功によって完全に攻撃を無効化できれば消耗も受けない)。
なお、この「殴耐性」「斬耐性」「刺耐性」は【発勁】によって1点でも消耗した攻撃は耐性を無効化することができるとします。
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