2020年11月20日金曜日

TRPGのセオリーはCRPGでは通用しない

  TRPGの場合、敵ボスは敵らしくというのがセオリーですが、これはPL達にこのボスは倒さないほうが良いとか倒したくないという感情が起きてしまうとゲームが成立しなくなるという問題が起きてしまうからです。

 しかし、CRPGの場合はそうでもないような感じがします。というのも、TRPGにおけるボスはCRPGではゲーム全体のラスボスではなく1イベントのボスとなるため、別に戦闘が発生しなくても何ら問題がないのですし、なによりTRPGの場合では戦わずに解決したほうがPL的に楽してクリア出来る事から得なために戦わないという選択肢が発生するのですが、CRPGの場合敵と戦わない事より戦ったほうがゲーム的に有利になる事が多いために戦わないという選択肢を選ばれにくい(そもそも用意する必要がない)という事が考えられます。CRPGの場合、戦闘がゲームのメインであるから余計にそういえます。

 必ず戦う事とするなら、TRPGのように敵ボスが純粋な悪役に徹してしまうと非常に単調というか子供だましなチープな敵になってしまい、どうせ倒すなら少々裏がある敵役を用意したほうが物語的に盛り上がるという事態になってしまうという事のようです。

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