2024年2月2日金曜日

趣味関連の権利の話

  著作権などの趣味関連の権利は主張しなければ権利から利益は得られませんが権利を主張するとそもそもの需要が減る(所詮趣味の産業なんて必需品ではないので権利関係で厳しくなると冷める人が多い)という問題を抱えているため、ユーザー数が非常に多く且つ公式が供給し続けられる力がないと行使するのが無駄に終わるという事が起きてしまいます。

 例えばアニメ作品の権利を主張して二次創作の同人誌やグッズ販売を一度でも禁止した場合、公式が広報活動やグッズや関連商品を販売し続けない限りその作品は二次創作でユーザーが延命させる事が出来ないため急速に衰退してしまいます。

 作品の需要の規模や権利者側の能力によっては見て見ぬふりをしたほうが結果的には得な場合もあるのですが、まぁ見誤るんですよね…自分で権利を管理しようとする場合、日本の市場規模だけだと余程のヒット作でないと厳しいのかなと。

0 件のコメント:

コメントを投稿