2017年5月22日月曜日

長期間休業していました。超久しぶりにTRPGの話

色々ありまして長期休業しておりました

GWに大学時代のサークルOB/OG会がありましたので、何年ぶりかにTRPGのGMをしてきました。
ルールはこれまた何年ぶりかオリジナルTRPGのルルブのリメイクを前回の冬コミに出しましたのでそれを使いました。まぁ、同人誌とはいえ2分冊でページ数は900ページ越え、価格も計6,500円と高い(ほぼ原価)のでまともに売っていないのですがね。データゲームな同人誌なので。

で、個人的にはTCGのプロデューサーをしている大先輩とゲーム業界について話をすることができたのが収穫。TCGをどうやって売るかとか色々と。制作サイド過ぎて話せないようなこともあります。というか、馬鹿らしくて楽しく遊べなくなるかもしれません。
TRPGに関してはどうか先輩曰く、TRPGのクリエイターの方は継続して売っていこうとする努力はされているが、販売ルートや広報活動など商品をどうやって売っていくかを考えたうえでの商品づくりが十分ではないとのこと。
つまり、
商品を作る→どうやって売るかを考える
でなく、
どうやって売るか考える→売り方に合った商品づくりをする
をしないといけないところがあるんでしょうね。
「面白いゲームを作れば売れる」という考えは日本のモノづくりと同じで「良いものを作れば売れる」という幻想に囚われているのと同じ。良いものを作らなければ継続して売ることはできないのですが、まず良さそうなものでなければ手に取ってくれないのはどの業界でも同じです。

あと、TRPGって傍目から見ると今一つ楽しそうには見えないのが一番の問題ですね。遊んでいる自分たちが楽しければそれでいいというところが強かったですから、自分を含め。
今後TRPGのシステムを作るうえで大切なのは、TRPGを知らない人が遊んでいる姿を見て楽しそうにみえることじゃないかなと。昔、フォーチューンクエストのTRPGで頭にお面を付けて遊ぶというのもありましたが、正直当時は恥ずかしくてできなかったものの、むしろ今の時代に必要なのはそういったゲーム性だけでなく視覚的な面白そうな要素じゃないかとは思います。

良く、テレビ見ているとSNS映えするものが流行っている(流行らせようとしている)ようですが、TRPGでも動画サイト受けする、とかそういう要素を積極的にシステム自体に取り込む必要がありそうです。
ゲームしている人が楽しむ以上に、ゲームしている姿が楽しいゲームってことですかね。

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