2017年5月30日火曜日

悟りユーザー

どんな趣味にも言えるのですが、ライトユーザー、ヘビーユーザーの先に悟りユーザーなるものが存在すると思います。
多趣味の人はライトユーザーのまま去り、またある一部のどっぷりハマり込んだい人はヘビーユーザーとなりますが、時間的にも金銭的にも長期間続けていくのは困難で、そのほとんどはいずれ去っていくでしょう。
それが行き着いて、最小限のエネルギーとコストでその趣味を楽しめるようになると悟りユーザーとなると思います。ここまで同じ趣味を続ける人はあまりいないでしょうし、その趣味の先端を走るヘビーユーザーからすれば理解不能な存在です。
悟りユーザーの問題は購買意欲があまりなく、他者との関わりもあまりない、いわば仙人状態のためその趣味を業として生業する人からすれば顧客とはなり得ない点です。しかし、こういった人たちが新たに初心者をその趣味に惹きつけてくれるならば、継承者として大変頼りになる存在です。
もっとも、オタク的な趣味だと全般にコミュニケーション能力が高くないので継承者はなかなか現れないでしょうから、趣味の継承はコストをかけてでも業として生業する人が先導しなければいけないでしょう。

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