2017年5月25日木曜日

防御・回復役がなぜ人気がないのか

TRPGやオンラインゲームでは重要な役割にもかかわらず防御・回復系クラスはたいてい人気がない。(場合によっては攻撃補助職も同じことが言える)
攻撃系クラスと同じ強さだったらほとんどの人が選ばず、ゲーム的にはバランスとれているはずなのに人の満足度のバランスは全く取れない。もし防御・回復系クラスが強力だったとしてもしぶしぶ選ぶだろうが、一部の人が役割分担上しかたなく選ぶだけであり今一つ良い対策とも言えない。
(こういった縁の下の力持ちの役割が楽しいと思うのは6~8人に1人くらいで、なおかつGMを好む傾向が強いためPLとしては不足しがちになる)

何が原因かといえば、基本的に人は「軽作業とご褒美」を楽しいと感じるからだと思われる。
防御・回復系クラスは責任重大なのに、成功して当然で褒められもせず、失敗したら冷たい目で見られる明らかに損な役回りである。
つまるところ、防御・回復の専業クラスに必要なのは高性能な防御・回復能力ではなく、本来の役割とは違うはずの攻撃力だったりする。
もちろん、防御や回復役として役割を果たせたうえでの話。

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