2012年5月18日金曜日

エルフの魔銃騎士

エルフ・ガンスリンガー(マスケットの達人)1/ウィザード(占術士)6/エルドリッチナイト5

【筋力】8 【敏捷力】18 【耐久力】14 【知力】20 【判断力】12 【魅力】7

クラス特徴
気概(1ポイント)
発露
占術の系統(対極:死霊術、心術)
警戒:イニシアチブ+3
予知:8回/日
秘術の絆:マスケット
多角的訓練

特技
1《近距離射撃》
1《高速装填:マスケット》(ガンスリンガー)
1《銃匠》(ガンスリンガー)
2《巻物作成》(ウィザード)
3《精密射撃》
5《致命的狙い》
6《呪文高速化》(ウィザード)
7《武器熟練:マスケット》
7《渾身の一打》(エルドリッチナイト)
9《素手打撃強化》
11《麒麟の型》
11《麒麟撃》(エルドリッチナイト)

技能:〈軽業〉+19、〈知覚〉+16、〈知識(秘術学)〉+20、〈知識(次元界)〉+20、〈知識(宗教)〉+20、〈呪文学〉+20、〈知識(ダンジョン探検)〉+9、〈知識(貴族)〉+9

呪文 術者レベル10 4+1/5+1/5+1/4+1/4+1/3+1

 久しぶりに役に立たないキャラクターシリーズ。
 今回はそもそも不遇な上級クラス。そのなかでも特に不遇なエルドリッチナイトを取り上げてみた。このクラス、イラストがメイガスと被っているうえに、立ち位置も被っている。さらに、こちらは術者レベルが低いし、多くの場合鎧も着られない。はっきり言って良いとこなしだ。
 こういった不遇クラスをどう活用するか。競合相手を見て、差別化する必要がある。まずは、メイガスの能力を見ると、基本的に戦闘能力に偏っている。呪文も攻撃呪文と戦闘補助呪文ばかりだ。物理攻撃と呪文を併用して戦うというコンセプトは似ているが、メイガスに比べエルドリッチナイトはウィザードなどを基本クラスとすれば呪文はかなり柔軟性が得られる。
 色々考えた末、ガンスリンガー/ウィザードを基本としてみた。当初はウィザードの方を呪文銃士にしようと考えていたが、あまりに呪文発動にペナルティが大きいので、占術士(洞察の系統)に。 ガンスリンガーのほうはマスケットを選択。通常、攻撃回数を増やして総ダメージを上げるのが一般的だが、銃は暴発するという致命的な欠点があるので、攻撃回数を減らして一撃のダメージを高めた方がリスクは小さい(もちろんダメージでは劣るが)。ここぞという時は射撃するラウンドは洞察の系統能力の予知によって保険をかける。これでリスクをかなり減らせるだろう。
《麒麟撃》はかなりジョークに近い。起動するのに即効アクションを何度も必要なため実践に向くかかなり怪しいが、12レベルキャラクターで5レベル呪文まで普通に使用できるので、特技が起動するまでに支援呪文を使用するなどやることはあるだろう。もっとも、《武器開眼》や《上級武器熟練》を修得した方が無難かもしれない。
 はっきり言って専門化には勝てない。というか、マルチクラスがシングルクラスより強いのではシステム自体のバランスが悪いといえるだろうから妥当な線だと思う。物理攻撃はほぼ魔法に依存していないし、魔法でもそれなりに攻撃可能だから、状況によって柔軟に対応するのがキャラクター方針だ。物理攻撃が効かない敵が出たと思ったらアンチマジックフィールドの中で戦闘を強いられるなど、多彩な不利な状況での戦闘を得意とするマスターなら安定した戦力になれるかもしれない。いつも全力で戦える戦闘しか用意しないマスターでは存在感は薄くなってしまうだろう。

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