2022年2月1日火曜日

とある宗教学者の話

  新聞の記事でとある宗教学者の女性が「真女神転生Ⅴ」の属性(秩序/混沌)の話を書いていたのですが、その方が宗教学に興味を持ったのがメガテンだったそうです。

 メガテンの属性もそのルーツはD&Dでしょうし、D&Dのアライメントの概念自体が元々宗教学由来なので、属性という考え方が宗教学に辿りつくという事は自然かもしれません。実際自分もD&Dのアライメントに触れてから、それまでとはかなり考え方が変わったので、D&Dに出会えたことは有意義であったと思っています。

 話は戻りますが、前述の宗教学者の方曰く、「真女神転生Ⅴ」では単純な属性だけではなくそれぞれの登場人物が(属性とは別に)それぞれの価値感をもっている点が現代的だと書いていました。

 あくまで個人的な考えですが…ゲームではわかり易さというのが重視されるため属性という概念がしばしば用意されているのですが、火属性や水属性のようにゲーム的な意味でしかないものと違って、秩序や混沌のようにその内容がゲーム的な記号以外の意味合い(特に人間の感情に影響を及ぼす内容)を持つ概念はデータから除外したほうがトラブルを無くすという点で良いような感じがします。

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