2017年11月21日火曜日

箸使いについて 新たな考察

 5年前に箸使いについて、上手く持てないのは指の形が問題ではないかと提案した事がありますが、さらに自分の場合はどうもそれだけではないと感じました。
 自分の場合は利き手の右手だけ親指を動かすと人差し指が自然に動いてしまうのです。箸の使い方が上手くない長男もその傾向にあります。筋肉や神経のつながり方が標準的でないような気がします。
 つまり箸を上手く持てない人の中にはそもそも利き手が箸を正しく持つのに適していない人が含まれている可能性があるのです。根本的に「正しい」という表現が適切ですらないかもしれないです。一般的な箸の持ち方ができる人が多数派で、そうでない人は少数派という事です。いわゆる変な箸の持ち方を普通に箸が持てる人が真似して扱えるでしょうか。たぶんその変な箸の持ち方をするのには適していないため無理だと思います。
 多くの人ができることは皆できて当たり前という風潮がありますが、現実にはどんなに訓練してもできない人がいるのも確かです。それをマナーが悪いというのなら身体的特徴への差別以外の何物でもありません。

 ちなみに自分の場合、左手は親指を動かしても人差し指は動かないので、上手くはないものの左手なら箸を正しく使うことができます。利き手で上手く箸が使えない人は逆の手で使ってみてください。もし逆の手で使えるのであれば、どうしてもうまく箸が持てない原因が判るかもしれません。

基本的には巻き舌ができる人とできない人がいるのと同じようなものだと思えばよいです。
 

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